工務店におすすめのイベント集客は相談会!開催のコツもご紹介

売れる仕組み / 営業・経営戦略
2024年09月12日 by ジョンソンホームズ スタッフ

目次

こんにちは。ジョンソンホームズFC事業部です。

工務店で働いている方は、イベント集客を提案する機会もあるでしょう。

しかし、どのようなイベントが効果的なのか、わからないという方が多くいらっしゃいます。

イベント集客にはさまざまな方法がありますが、「相談会」はとても良いシステムだということ。
住宅営業にとって、これほどありがたいシステムはないと思います。

そこで今回は、工務店のイベント集客についてのお話です。

イベント集客を行うメリットをはじめ、相談会やほかのイベント集客についてなど、詳しく解説します。

工務店がイベント集客を行うメリット

工務店がイベント集客を行うことには、さまざまなメリットがあります。

まず、多くの方に自社を知ってもらうことができます。

自社の認知度が上がれば新規顧客の獲得にもつながるでしょう。

地域の方が気軽に足を運べるイベントであれば、地域の方からも親しみをもってもらえるきっかけに。

住宅のことで困ったことなどがあったら、気軽に相談できる相手として認識してもらえるかもしれません。

また、既存顧客と交流を深められるイベントであれば、既存顧客と長きに渡って親交を深めることで、新規顧客を紹介してもらえるケースも。

このように、工務店がイベント集客を行うことには、大きなメリットがあるのです。

工務店のイベント集客は「相談会」がおすすめ!

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工務店をはじめとする住宅会社の集客方法は、主に「見学会」と「相談会」の2つがあります。

見学会はモデルハウスの見学会と、期間限定のオープンハウスがあり、その名のとおり工務店などが建てたモデルハウスやオープンハウスを見学できるイベントです。

その工務店が建てる家の雰囲気や特徴などを知ることができます。


これは、開催している会社も多いですよね。


一方相談会は、家づくりの進め方やローン、土地について、まずは相談したいというお客様に向けて開催します。

これは、実施している会社があまり多くないようです。

新規顧客を獲得するイベント集客としておすすめなのが「相談会」です。

工務店が相談会を行うメリット

相談会には大きく3つのメリットがあります。

詳しく見ていきましょう。

相談会のメリット①着座率が100%

見学会と相談会では、お客様に建物を見せるか見せないかという点が、大きく異なります。

見学会の目的は、建物を「見学」することなので、お客様は家の中をあちこち見て回りたいはずです。

ソファーやイスがあるからといって、座り込んでスタッフとじっくり話したがる人はなかなかいません。
せいぜい立ち話や移動しながらの話になり、いわゆる「着座率」は低めです。

一方、相談会の目的は、もちろん「相談」です。
お客様は、最初から話を聞いてもらうつもりで来場します。

座って話すことが前提となり、必然的に「着座率」が100%になります。

相談会のメリット②初見のお客様からの信頼を得やすい

見学会は、競合他社のモデルハウスやオープンハウスを回っている人も少なくないのですが、相談会は「初めて住宅会社を訪れました」という人が割と多いです。

競合のいない、まっさらな状態のお客様にお会いできるので、親切で分かりやすい説明ができたら信頼を獲得しやすいというのも特徴です。

相談会のメリット③次回のアポイント率が5割以上

「住宅営業は、8割が初回で決まる」ともいわれています。
ホスピタリティのことだけではなく、初めて会ったときに次のアポイントを取ることができなければ、契約に結びつく可能性は限りなく低いという話です。

そんな中、相談会での次回のアポイント率は、なんと5割以上です!
2人に1人は、次に会う約束をしてくれるということ。

なかなかの確率ですよね。

実はアポイント率を高めるのにはポイントがあります。

それは、相談会と近い日程にあらかじめ見学会イベントを用意しておき、受け皿となるようにしておくこと。

相談会でお客様の不安の解消ができたら、「では来週は実際の建物を見てみましょう」とスピーディにご案内できることが理想です。

これがもしも、「1カ月後にオープンハウスがあるので来てください」だと、お客様の熱も冷めてしまいますよね。

見学会のポイントや次回アポイントの取り方については、下記のコラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。

【見学会攻略】住宅営業で着座率アップ!アポイント獲得につなげる方法を解説

住宅営業のアポの取り方はコレだ!次アポに繋げる営業のコツ

相談会のポイント

次回のアポイント率の高さは、着座率の高さに支えられています。
2時間ほど話ができると、お客様の希望も悩みもだいたい見えてきます。

もしかすると、お客様は新築一戸建てを求めていないかもしれません。
リフォームしたいのかもしれないし、マンションや中古物件の購入を考えているのかもしれない。

まずは、相談会に来てくれたお客様が、不安や悩みを解消できるように一緒に考えることが大切です

その真摯な姿勢は、必ずお客様に伝わります。

信頼なくして良い関係は築けませんし、印象が悪ければ次のアポイントどころではありません。

お客様の思いや希望を無視して、押し売りしてはいけません。
商品を売りつけるのではなく、お客様にとって一番良い選択ができるような相談相手になることに徹しましょう。

工務店のイベント集客の選択肢と開催のコツ

工務店のイベント集客は相談会がおすすめですが、ほかにもたくさんの選択肢がありますよ。

また、せっかく開催するのですから、成功のコツを押さえておきましょう!

工務店のイベント集客の選択肢

工務店のイベント集客には、相談会のほかにもこのような方法があります。

  • お祭り
  • DIY教室
  • 工作教室
  • 勉強会
  • 宿泊体験
  • OB会
  • 植樹会 など

地域の方に向けたお祭りや、DIYに興味がある方に向けたDIY教室、子ども向けの工作教室などは、気軽に足を運べるのがポイントです。

自社の認知度を高めたり、新規顧客の獲得につながったりするでしょう。

また、住宅購入を検討中の方に向けて、住まいや建築に関する勉強会を開催するのも良いでしょう。

定期的に開催すれば、お客様とコンスタントに会うことができ、自社の魅力を知ってもらうことができますよ。

このほかにも、リアルな暮らしを知ってもらえるモデルハウスの宿泊体験や、既存顧客の実際の住まいを訪問するOB会、地域資源の大切さをアピールできる植樹会といったイベントもあります。

工務店のイベント集客を成功させるコツ

工務店のイベント集客を成功させるにはコツがあります。

次の3つをぜひ押さえてください。

  • 実現可能なイベントを計画する
  • 年間計画を立て、イベントを定期的に開催する
  • 顧客リストを整える

イベント開催は時間やコストがかかるため、企画倒れしてしまう恐れがあります。

会社の誰がどのように関わるかなども考えた上で、実現可能なイベントを計画しましょう。

また、イベントは定期的に開催してお客様とコンスタントに接することが重要です。

そのため、まずは年間のイベント計画を立て、定期的にイベントを開催します。

スケジュールを立てる際は、準備期間や告知期間もしっかりスケジュールに組み込むことを忘れずに。

そして、顧客リストの整理もとても大切なポイントです。

顧客リストを整理しておくことで、イベント開催時にDMやメールなどを送付することができます。

お客様に興味を持ってもらえるようなイベントを案内するためにも、お客様の現在の状況などもリストに記載しておくと良いですよ。

工務店はイベント集客で新規顧客の獲得を

工務店がイベント集客を行うことには、多くの方に自社を知ってもらえたり、地域の方からも親しみをもってもらえるきっかけになったりと、多くのメリットがあります。

新規顧客を獲得するイベント集客としておすすめなのが「相談会」。

相談会には「着座率が100%」「初見のお客様からの信頼を得やすい」「次回のアポイント率が5割以上」という3つのメリットがあります。

相談会の目的は相談なので、お客様は最初から話を聞いてもらうつもりで来場します。

初めて住宅の相談をするというお客様も多く、しっかりと話を聞き、丁寧に説明することで信頼感を得やすいのもメリット。

これにより、相談会での次回のアポイント率は5割以上になることがほとんどです。

相談会後は、日を空けずに次のイベントにお誘いするのもポイント。

相談会以外にも、工務店のイベント集客には、お祭りやDIY教室、工作教室、勉強会、宿泊体験などさまざまな方法があります。

工務店のイベント集客を成功させるためにも、実現可能なイベントを計画したり、年間計画を立ててイベントを定期的に開催したり、顧客リストを整理することをしっかり行いましょう。

経営のヒントを知りたいという方は、ぜひ一度ジョンソンパートナーズへご相談ください。

ジョンソンパートナーズでは、自社直営店で培ったノウハウを基に、全国のフランチャイズ加盟店様へ営業育成に関するアドバイスも行なっております。

私たちは、住宅フランチャイズサービスを通して全国の工務店様の経営を支援いたします。

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