優秀な人の特徴とは?自社に求める人材を明確に定義しよう!

売れる仕組み / 営業・経営戦略
2023年07月25日 by 川田 新平

目次

こんにちは、ジョンソンホームズの川田です。

別のコラムでは、エニアグラムについてお話しました。

エニアグラムとは、簡単にいえば人間の性格の9つの分類を指します。

人は皆それぞれ異なる個性を持っています。

エニアグラムを使って社員の性格を分類し、それを理解した上で異なる個性を生かし合おうと、当社では組織運営にエニアグラムを役立てています。

エニアグラムを取り入れるにしても、自社にとって「優秀な人」とはどのような人かの定義づけをすることが、前提として必要だと思います。

今回は、優秀な人とはどのような人か、優秀な人の育て方や自らが「優秀な人」になるために必要なことなどをお話ししていきます。

互いの強みを生かし、周りと助け合ってチームになっていく

そもそも組織は何のために必要なのか。

組織の目的は「人の強みを発揮させ、弱みを無意味にすること」だと、経営学者のドラッカー氏は述べています。

エニアグラムと同時期に出合ったその言葉や、相互依存の関係を説く書籍からの学びが、エニアグラムから得た気づきと重なり、自分の中にガツンと響きました。

人は皆違って、それぞれの考え方や価値観を持っています。

また、優れたところよりも人より劣っているところのほうが多いと感じている方も多いのではないでしょうか。

自分の弱みは周りの強みで助けてもらい、自分の強みは惜しみなく使って周りを助ける。

互いの強みを生かし、弱みを補い合うためにジョンソンホームズでは「チーム」というものを重視しています。

だからこそ、個性、つまり「違い」を大事にしています。

自分を知り相手を知り、積極的に助けられ、助ける。

そうした関係性が循環することによって全員が活躍することができ、また、この関係性は個々人の幸せというところにも関わってくるものだと感じています。

優秀な人の​一般的な​特徴とは?ジョンソンホームズの優秀な人の定義も

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一般的に「優秀な人」といわれている人の特徴と、ジョンソンホームズにとっての優秀な人の定義をご紹介していきます。

どのような人を「優秀な人」と呼ぶのかは、会社や職種などによって異なりますが、会社にとって大きな利益をもたらすことができる人を「優秀な人」と呼ぶことが多いです。

一般的に、どんな会社にいても活躍できるような優秀な人の主な特徴を解説していきます。

特徴①向上心を持ち常に努力している

優秀な人は、現状のスキルに満足することなく、スキルアップのために積極的に資格などの勉強をしている人が多いです。

現状の仕事だけでなく将来の目標にも目を向けているため、プライベートな時間も新たなスキルを身につける努力を惜しみません。

そのため、業務に関することだけではなく、さまざまな分野においての知識が豊富になり、さらに「優秀な人材」へとなっていきます。

特徴②視野が広い

優秀な人は、自分の仕事だけに集中するのではなく、他の人の進捗などの状況にも気を配っています。

必要なときはフォローし、チーム全体の状況を把握して、効率良く仕事ができるよう考えることができます。

また、視野が広いと色々な人の意見や考え方を取り入れることができるので、一つの考えに固執して判断を誤ることが少ないです。

特徴③謙虚さを持ち合わせている

優秀な人は、自分は常に学ぶ立場であるという自覚があり、人に感謝する姿勢が身についています。

そのため、反対意見にも謙虚に耳を傾け、その意見をふまえた上でさらにブラッシュアップしたアイデアを生み出すこともできます。

反対意見や少数意見をないがしろにしないことで、周りからも信頼され、圧倒的なスピードで成長していきます。

特徴④コミュニケーション能力が高い

会社などの組織で迅速な対応や課題解決を行うためには、同僚や上司との連携を取るためのコミュニケーションが求められます。

人との関わりが全く発生しない仕事はありません。

どんなに豊富な知識や高いスキルを持っていても、コミュニケーションをうまく取れない人は、成果を上げることはむずかしいでしょう。

そのため、コミュニケーションは、円滑に仕事を進めるためにも重要な能力といえます。

優秀な人は、そういったコミュニケーションをうまく取れる人が多いです。

       

ジョンソンホームズではどんな人を優秀と評価するか

チーム運営というところから、ここでは管理職の話になりますが、当社では「個人で業績を上げる人」よりも、「メンバー全員が輝けるように、そしてチームをより良くしようと活動している人」が優秀な人であると定めています。

個人プレーでの成績優秀な人を評価しないわけではないけれど、ジョンソンホームズの場合は「最優秀」ではありません。

なぜかと言うと「自分の仕事はこなしているけれど、他のメンバーのことを全く考えていない人」がチームにいたら、連携が取れにくくなり、全体の仕事も上手くいかなくなるからです。

加えて、そこにチームワークというものは、ほぼ生まれないのではないかと思うのです。

仕事でチームワークが必要とされる理由は、個人で目標を追うよりも、より高い目標を達成できるためです。

チームで仕事を行う場合、お互いの長所を最大限に生かした相乗効果が期待でき、弱みを補い合えるため、大きな効果を発揮できるからです。

優れたチームワークは個人の力をはるかに上回るもの。

そのため、自分に対する自信だけではなく、メンバーが互いに認め合い尊重する姿勢を重要視しています。

チームをより良くできる「優秀な人」を育てるには?優秀な人になるための具体的な方法も確認

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チームをより良くする人を育てるための考え方や具体的な行動と、自分が優秀な人になるための具体的な方法をご紹介します。

チームをより良くできる優秀な人を育てるには?

チームをより良くできる「優秀な人」を育てるための考え方をご紹介します。

問題解決や再発防止を 

まず「仕事はチームで協力して取り組むもの」という考えをチームのメンバー全員に浸透させる必要があります。

日頃からチームの進捗を共有しておき、ミスやトラブルが発生したら、チーム全体で問題解決に向けて話し合い、再発防止策を考えることが重要です。

課題発見・解決を通して社員の主体性を養うのがジョンソンホームズ流の育て方です。

チームのコミュニケーションを大切に 

販売やサービスといった接客業以外でも、ほとんどの仕事は自分以外の人と関わる仕事になりますよね。

日常的なコミュニケーションが少なく「仕事のことしか会話をしない」職場だと、提案や意見も発言しづらくなってしまいます。

コミュニケーションは、仕事をより円滑に進め、大きな成果を上げるためにも欠かせません。

チーム内の個人同士が、性格や自分の考えや思い、価値観などを相互に理解しあえている状態が、高い目標をを達成させるために重要なのです。

上司だけでなく同僚や部下など、チームのコミュニケーションを大切にできる環境やなんでも意見を言える雰囲気づくりを率先して作りましょう。

社員を成長させたいなら社員のファンとなれ 

人が力を発揮するのは、「自分が信頼されている!」と感じられたとき

チームメンバーや同僚から、もしくはプライベートな友人からでも、自分が信頼されていると分かると嬉しくなりますよね。

特に上司からの信頼は、仕事において社員の自信やモチベーションにつながります。

実際にジョンソンホームズでも、社員を褒めたり社員の将来を信じたりする発言をすることによって、社員のパフォーマンスが上がるという例がありました。

成長してほしい人材がいるのなら、その社員の「ファン」になること。

これが人を成長させる近道だとジョンソンホームズでは考えています。

優秀な人の育て方に関しては、ジョンソンパートナーズのこちらのコラムでもご紹介しています。

社員をどう見るかが能力発揮の鍵を握っていた!

社長の右腕になる人の特徴は?経営を担う優秀な人物の育て方も紹介

参考にしてみてくださいね。

自分が優秀な人になるための具体的な方法

優秀な人の仕事の進め方の中から、すぐに真似できる具体的な方法をご紹介します。

コツコツ努力を続けることで優秀な人に近づけるかもしれません。

ミスを繰り返さないよう対策をする

ミスをしたら同じ失敗を繰り返さないよう、完了した仕事も振り返ることが大切です。

どんなに優秀な人でも仕事にはミスはつきもの。

優秀な人は2度と同じミスを繰り返さないよう、ミスの根本的な原因を考え、改善策を打ち出します。

失敗を成長につなげるためにも、失敗を繰り返さない対策を考えましょう。

自分のスキルを磨く

日々の忙しい業務の中でもスキマ時間を見つけて、スキルアップを図るために積極的に勉強しましょう。

特に仕事に関する資格の取得は、給料に反映されやすいのでモチベーションのアップにもつながります。

自分が成長し続けるためには、コツコツと努力することが大切です。

計画を立ててから行動する

仕事を効率良く進めるためには、計画を立ててから仕事に取りかかりましょう

計画を立てることで、仕事量ややるべきことが把握でき、仕事の優先順位が明確になります。

優先順位が明確になると段取りに無駄がなくなり、効率良く仕事を進めることができますよ。

周りの優秀な人から学ぶ

自分の周りの優秀な人を観察し、行動を真似しましょう

優秀な人から仕事への姿勢や考えなどの良い影響を受けることで、自然と自分の成長につながります。

「優秀な人」の特徴を定義し、社員全員が活躍できる土台をつくろう!

上司も部下も上下に関係なく、チーム全員がそれぞれの「個性」を発揮できることで、組織全体のパフォーマンスが上がり、それがおのずと会社の全体業績に結びついていくことを実感しています。

会社にとってどんな人が優秀であるか。何のためにチームを組むのか。

ものさしは当然、その会社によって異なりますが、明確に定義することによって、また、どう定義するかで全員が活躍できる土台をつくることができるのではないかと考えています。

ミスの対策やスキルアップなどを通して、自らが「優秀な人」になるための努力も大切です。

ジョンソンパートナーズでは、今回のコラム以外にも楽しい会社づくりについてのコラム売れる仕組みについてのコラムの情報を発信しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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