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こんにちは、ジョンソンパートナーズスタッフです。
皆さまSNSをご利用されていますか?
昔は趣味やプライベートで繋がりを楽しむツールとして使われてきましたが、近年では主たる広告媒体の役割や、フォロワーを増やし発信力を拡大し、インフルエンサーとなってビジネスに役立てている方がたくさんいます。
企業でもSNSを活用して、実際に消費者の購買に活用している事例もございます。
しかし、住宅業界ではまだまだSNSを活かしきれていない企業が多いのが現状です。
今回は、工務店・住宅会社に向けた契約に繋がるSNSとホームページの使い方について解説致します。
- 何を投稿したらいいのかわからない。
- 専任がいないため、継続的な運用が出来ない。
- 「炎上したらどうしよう」という不安がある。
- 効果測定の基準がわからない。
現在SNSを運用していて、上記のお悩みを抱えている担当者の方は是非ご一読ください。
これからの住宅市場と価値観の変化
2020年から世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、当初73万戸程度まで落ちるとみられていました。
結果として、国内の新設住宅着工戸数は、81万5,340戸と9%程度の減少で持ちこたえました。
しかし、今後の経済成長の鈍化や少子化が進むことで、減少傾向にあった着工戸数がさらに下がっていくことが予測されています。
また、市場が縮小すると同時に住宅を建てる層の価値観も変化しています。
ミレニアル世代が住宅市場のメインターゲットに変わることで、新聞を取らない、TVを見ない相手に新聞折込やTVCMなど従来の集客広告が効果を持たなくなりました。
代わりに、WEB広告やSNS投稿による集客が好調です。
SNSの投稿や広告から見学会来場・資料請求を獲得する住宅会社も年々増えてきており、商談の際にSNSやWEBで見つけた外観や間取り、インテリアイメージを持参する方も現れ、住宅会社とSNSは切っても切れない縁になりました。
20代、30代の90%以上が何らかのSNSを利用する今、SNSはやったほうがいいものからやらなければいけないものに変わっています。
SNSの活用と予約が取れるホームページの作り方
みなさん自社のホームページはお持ちかと思います。
ちなみに、1日の訪問者数は何名か把握していますか? 二桁くらいの会社様が多いかと思います。(2~3件なんてことも...)
情報が世にあふれかえっている今、中々地域の住宅会社が運用するホームページへたどり着けない状況になっています。
一方、SNSには拡散力があり、Facebookを通して会社の取組に興味を持ってもらえます。
Instagramの投稿から企業・ブランドのファンになり、ホームページの閲覧に繋がります。
ホームページで集客を獲得するためには、ホームページを充実させることと、SNSで認知してもらうことの両方を進めていく必要があります。
Instagramの活用
今回は、住宅会社の集客SNSとして一番効果的なInstagramの具体的な活用方法についてお話します。
Instagramは新築住宅購入者の20~30代が圧倒的に普及しているSNSです。
さらに、写真を中心としたSNSなので、住宅のイメージや世界観が伝えやすい特長があります。
Instagramの活用で大事なのは3つです。
- 写真のクオリティと選び方
- プロフィールの作り方
- 投稿する文章とハッシュタグの付け方
次に上記3点について詳しく解説していきます。
写真のクオリティと選び方
Instagramでは、何よりも写真のクオリティが重要です。
魅力のある写真、モデルハウスにしっかりと家具や小物が飾っていると写真映えするので、グッと閲覧数、いいね数が増えます。
投稿枚数も重要です。1枚だけではなく、おうちの様々な箇所を載せ、1投稿の情報量を豊かにするとじっくり何度も見てもらえる投稿になります。
プロフィールの作り方
プロフィールはいわゆるお店の「顔」です。
第一印象が決め手なので、堅苦しくなく、かつ自分たちのことがわかるような文章を記入しましょう。
そっけなかったり、長文で企業感が強いものは近寄りがたいのでNGです。
プロフィールには一つだけURLが入ります。
投稿がいいと思ったユーザーをHPに直接誘導する唯一の導線です。必ず入れましょう。
その他様々な企業の使い方を見て、自分がいいなと思う使い方を参考にしましょう。
投稿する文章とハッシュタグの付け方
Instagramは、写真中心のSNSなので、投稿時の文章は写真以外でお家の魅力を伝える唯一の場所になります。
「素人でもわかりやすい文章」を心掛けて作成してください。
#(ハッシュタグ)は1投稿30個まで入れることが出来ます。
【#新築】という大きな分類のタグから【#札幌市】などの地域タグ、【#吹き抜け】のような小さい分類のタグを使い分けて、狙いのターゲットに拡散出来るよう工夫しましょう。
このタグ次第で見られるユーザーがある程度決まります。
ホームページの活用方法
住宅見学会などのイベントでモデルハウス待機をして、1組も来場がなく1日を過ごした経験はありますか?
お客様が来るかわからない状態で待っているのは非常に辛いと思います。
毎回の見学会が来場予約で埋まれば、効率的に営業活動をすることが出来ます。
そのほか、事前に来場人数や年齢、住んでいる住所、お名前、おうちに関するお悩み・不満など事前に情報を掴むことで、初回商談の対策が出来ます。
お打ち合わせのミスマッチを事前に防いだり、伝え漏れや準備不足を解消できるため商談精度が向上します。
ホームページを活用し、イベント来場予約を獲得することは有効名簿の獲得と効率の良い営業活動に必要不可欠です。
今回は、最も効果的ですが、中々手が付けられていないイベントページの作り方について解説します。
イベントページの重要性
工務店がイベントを行う際、ポスティングチラシや新聞折り込み、フリーペーパー掲載、SNS広告などを行って集客を促進します。
上記については、制作会社や広告運用会社に制作を依頼していれば、ある程度のクオリティは担保出来ます。
しかし、広告の流入先のイベントページについては、自社で作成している企業が多く、作り込めないことが多々あります。
チラシがただベタ張りされていたり、来場するメリットが不明確、外観・内観イメージの画像がない、そもそもWEB予約が出来るページになっていない。
こういった不便だったり、魅力に感じられないページでは、お客様の来場に繋がりません。
- イベント内容がわかる住宅やセミナー風景の写真
- 来場したくなるイベント文章・画像
- 予約がしたくなる来場特典
上記の3つの要素を盛り込むことで各段に予約されやすいイベントページを作ることが出来ます。
イベント内容がわかる住宅・セミナーの写真
イベントぺージのTOPには、タイトルとイベント内容がわかる画像を入れましょう。
ファーストビュー(ページを開いて最初に見える部分)を魅力的することで、イベント内容を詳しく見てもらいやすくなります。
来場の特典やイベントのクオリティ(見学会物件のデザインやイベントの内容)をしっかりとお客様に伝えるためにもファーストビューを魅力的にする工夫を行いましょう。
来場したくなるイベント文章・画像
イベントページの内容は、来場することで知れること、体感できること、メリットを「わかりやすく」記載しましょう。
発信する側の一方的な想いを長文で発信されても読みにくく、共感できなかったり専門的な知識がない一般ユーザーには理解できないことがあります。
イベントページに入れるコンテンツと順序は以下を参考にして、自社の売り方に合わせてアレンジしていきましょう。
※文章の校正は身の回りの知り合い(建築素人)に確認してもらうと、伝わらない建築用語が使われていないかチェックできるのでおススメです!
予約がしたくなる特典
予約特典は、イベントに予約することで得られる一番わかりやすいメリットです。
簡単に予約件数を増やしたいのであれば、特典を豪華にするだけで効果が出ます。
ただし、特典が良すぎると、新築を検討していない方の来場が爆発的に増え、余計な対応に追われるため結果として本気で新築を検討している方との商談機会を失う可能性があります。
特典はイベント内容に沿うものかつ、適切な金額にするよう心掛けてください。
わすれがちなこと...
イベントページを作ったあとは、必ずスマートフォンで確認しましょう!
現在80%以上のユーザーはパソコンではなく、スマホでWEBを見ています。
SNSとホームページはどちらも重要
お客様は、ほぼ100%商品(住宅のデザインなど)から興味を持ちます。
Instagramは住宅のデザインを魅力的に発信するのに最も有効なSNSです。
ただし、ホームぺージに来たお客様は、その企業について隅々までチェックしています。
そこで自分の価値観と合う会社かどうか判断されるため、常にブログや施工事例、オーナー様の声を更新し続けることが不可欠です。
SNS、ホームページ両方を活用して、お客様に認知してもらえる運用を目指してください。
SNSとWEBを使った集客は今日明日で効果が出るものではありません。
ですが、今からはじめないと数年後に大きな差が開いています。
是非この機会にSNS、WEBを使った集客をはじめてみましょう!
私たちジョンソンパートナーズは、最新のノウハウで年間3,869件を超えるWEB経由の住宅見学会・セミナーイベント予約来場を獲得しています。
ポスティングチラシ、新聞折り込み、フリーペーパー広告掲載などの集客広告手法に限界を感じていたり、SNS・WEBを使った広告や集客を始めたいと思っているが、ノウハウが無い、やり方がわからない工務店様はぜひ一度私たちにご相談ください!