工務店​がインスタ広告を活用すべき理由!集客のコツやメリットも

売れる仕組み / マーケティング
2023年05月19日 by ジョンソンホームズ スタッフ

目次

FC事業部本間です。

インスタ広告とは、写真や動画を使った広告を、インスタグラム(Instagram)上で配信できる機能のこと。

インスタグラムは自社の施行事例の魅力を伝えやすい写真投稿がメインのため、工務店の広告媒体として適したツールです。

そこで今回は、インスタグラム広告について解説。

インスタグラム広告の特徴をはじめとして、工務店がインスタグラム広告を活用するメリット、集客のコツについても詳しくご紹介します。

インスタグラムはどんなメディア?利用すべき理由も解説!

インスタグラム(Instagram)は、スマホで撮影した画像や動画を共有できるSNSで、Meta(旧Facebook)社が運営しています。

Meta社はフェイスブック(Facebook)も運営しているため、インスタグラムと連携し、同じ投稿を両方のプラットフォームでアップできたり、フェイスブック上の「友だち」にアプローチしたりすることも可能です。

インスタグラムは、静止画像または60秒以下の動画のビジュアルに特化した「見て楽しむ」「見て伝わる」スタイルがメインのプラットフォーム。

日本国内のユーザーは、2019年時点で3,300万人を突破。

2019年以降は具体的な数字を公表していないものの、現在もアクティブユーザー数は増加傾向にあるといわれています。

工務店がインスタを利用すべき理由①魅力が伝わりやすい

インスタグラムは写真と動画がメインのツールのため、工務店のように、言語的な説明よりも、ビジュアルに訴えたほうが魅力が効果的に伝わりやすい企業にはぴったりの宣伝ツールです。

外観はもちろん、間取りやキッチン、リビング、インテリアなど、住宅に関する内容は写真で伝えた方が伝わりやすいですよね。

ひとくくりに「白い壁」といっても、アイボリー寄りなのか、光沢があるのか、漆喰のような雰囲気があるのか、カントリー風なのかなど、言葉だけでは伝わりにくいことを、写真や動画ならありのままを伝えることができます。

工務店がインスタを使うべき理由②利用者が多い

令和4(2022)年度の総務省の調査によると、「令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」において、インスタグラムの利用率は全年代で一貫して増加しており、LINEに次ぐ利用率を誇っています。

利用者層の年代は、20代で73.3%、30代で63.7%、40代で48.6%、50代で40.7%と、いずれの年齢層でも利用者が非常に多いことがわかります。

男女別では、男性の利用率は41.4%、女性は58.9%と、女性のほうがやや高い水準にあるものの、男女問わず、幅広い層にアプローチできる広告媒体といって良いでしょう。

工務店がインスタを使うべき理由③工務店のターゲットとユーザー層が一致している

国土交通省の「令和4(2022)年度住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅や分譲戸建住宅、分譲集合住宅を購入した世帯主の年齢は30代が最も多く、民間賃貸住宅では30代未満が最も多いということがわかっています。

つまりインスタグラムのユーザー層に多い20代・30代は、これから家を建てる世代が多く、工務店のターゲットと一致しているということです。

工務店がインスタを使うべき理由④集客ツールとして優れている

インスタグラムはコミュニケーションツールとしてだけではなく、情報収集ツールとしての役割も担っており、集客や購買につながる可能性が非常に高くなっています。

特に若い世代では、インスタグラムを検索エンジンとして活用する傾向があり、興味のあることはインスタグラム内で検索して情報を得るユーザーが増えています。

また、インスタグラムはフェイスブックとの連携機能があるため、匿名性が低いフェイスブックの濃い情報網を生かしたマーケティングが可能。

よりターゲットを絞った戦略が打ちやすくなります。

工務店がインスタを使うべき理由⑤工務店を身近に感じてもらいやすい

インスタグラムはコメント機能やダイレクトメッセージ機能があり、発信者とフォロワーとの密な交流も可能です。

住宅展示場や見学会といった機会は、住宅の魅力を伝えるには非常に良い機会ですが、来てもらうのにはハードルが高く、見学希望者も「行ったら購入させられるのでは...」など足踏みしてしまうケースも多いでしょう。

インスタグラムであれば、気になった施工事例をいつでも気軽に見ることができ、ダイレクトメッセージなどで簡単に質問をすることもできます。

「すぐに家を購入したいわけではないが、いつか家が欲しいな」という見込み客に向けてアピールできるのもメリットです。



このような理由から、工務店にとってインスタグラムは、広告ツールとして利用する価値は大いにあると考えられます。

工務店におけるインスタグラムの活用事例については、「工務店に適したSNSの種類とは?活用方法から事例まで徹底解説」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

ジョンソンホームズの自然素材の家「ナチュリエ」の場合、お客様の約2割はインスタグラムで興味を持ってくださった方です。

ここまでは、インスタグラムの投稿による広告の効果についてご紹介しました。

次に、「インスタ広告」を利用することによる相乗効果について解説します。

インスタ広告とは?工務店が活用するメリットもご紹介

インスタ広告とは、写真や動画を使った広告を、インスタグラム上で配信できる機能のこと。

インスタ広告を利用すると、自社アカウントのフォロワー以外にも見てもらえる機会が作れます。

インスタ広告は、インスタグラムの「フィード」「ストーリーズ」「発見タブ」「リール」に表示されます。

フィードやストーリーズに、ユーザーがフォローしている投稿と同じように自然な流れで掲載されるのが特徴です。

「広告っぽさ」を感じにくいので、広告を敬遠される方にも受け入れられやすい傾向にあります。

インスタ広告を活用するメリット

​工務店がインスタグラムに広告を打ち出すメリットとして、次の3つがあげられます。

インスタ広告のメリット①ターゲティングの絞り込みができる

インスタ広告は、広告を表示するユーザーをかなり細かく設定することができます。

年齢、性別、職種、住んでいるエリアはもちろんのこと、住宅やインテリアのアカウントに「いいね!」のリアクションをした人などの興味関心でも絞り込みをすることができます。

インスタ広告のメリット②複数の広告フォーマットや配信方法がある

インスタ広告は、さまざまな配信​フォーマットがあります。

画像や動画広告の他にも、リンク先のアプリやウェブサイトに誘導できるリンク広告や、商品の発見から購入までを促すことができるコレクション広告など、宣伝するサービスの特徴や目的などに合わせて、最適な広告方法を選ぶことができます。

インスタ広告のメリット③広告宣伝費用が抑えられる

インスタ広告は1日の予算を自分で設定できる運用型広告のため、広告料金が安く、低予算で広告を打てることも魅力です。

掲載期間中の予算変更も可能なので、まずは低予算で広告を出してみて、広告を出しながら戦略を練り、ターゲット層や広告の種類、広告量などを変更していくといった流動性のある広告活動ができます。

工務店がインスタから集客につなげるためのコツ

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インスタから集客につなげるためには、インスタ広告を打ち出すのはもちろんのこと、自社の魅力が詰まったアカウントを作り、フォロワーを増やすこともとても大切です。

インスタグラムの集客には欠かせない、フォロワーを増やすためのポイントをご紹介していきます。

自社の魅力を伝える写真を投稿する

インスタグラムは、画像のクオリティ次第でフォローされるかどうかが左右されます。

そのため、パッと見ただけで何を行なっている会社なのかがわかる画像を投稿することがポイントです。

住宅の場合、自社で建てた家の外観や内観、人の暮らしをイメージさせる〝ちょっとした何か〟を撮影しましょう。

ユーザーが関心を寄せる写真にこだわることが大切。

「これいいな」「欲しいな」と興味を持ってもらえそうなものを、どんどん撮っていきます。

また、投稿の方向性を統一することが大事です。

インスタグラムで好まれるような写真を撮ることを「インスタ映(ば)え」と呼ぶこともあるように、インスタグラムでは写真は重視すべきものの一つ。

写真の色味やアングルなどを揃えることを意識したり、写真に文字を入れる場合はフォントや色味を揃えたりするなどして、統一感を持たせましょう。

プロフィールを充実させる

プロフィールは自社のアカウントの概要をユーザーに知ってもらうための窓口。

会社の概要や事業内容などを、わかりやすく簡潔にアピールすることが大切です。

プロフィール文は最初の1行が最も目につく部分なので、伝えたいことは最初の方に書くことをおすすめします。

プロフィールは150字までしか書けないので、箇条書きなどを利用し、パッと見て興味をひくような内容にしましょう。

ハッシュタグを活用する

投稿内のタグとして使われる、半角シャープ(#)を付けたキーワードをハッシュタグといいます。

インスタグラムではハッシュタグ機能により、ユーザーが探している情報をインスタグラム上で探しやすくなっています。

キャプション(投稿する際の説明の文章)の中にハッシュタグとして、ブランド名や検索してほしいキーワードを盛り込みます。

ポイントは、毎回の投稿で共通するハッシュタグをいくつか固定でつけること。

オリジナルのハッシュタグを作ることもおすすめです。

インスタグラムでは、2021年に検索エンジンのような「キーワード検索」が可能となり、ハッシュタグがついていない投稿も検索結果に表示されるようになりました。

しかし、ハッシュタグ​はインスタの特徴ともいえる機能なので、忘れずにつけたほうが良いでしょう。

投稿する時間帯を工夫する

投稿に慣れてきたら、1カ月に「いいね!」の数やフォロワーの人数をどれだけ増やせるか目標を立てたり、どの投稿が人気かなどをチェックしてみましょう。

インスタグラムのアカウントをプロアカウントに変更すると、インサイトという分析機能が使えるようになり、投稿が見られた回数やクリック数、フォロワーの属性などを調べられます。

プロアカウントへの変更は無料で行え、難しい手続きもありません。

2023年からインスタグラムでは予約投稿が可能になったので、何曜日の何時に見られているかを分析し、最適な日時に予約投稿するのも手です。

フェイスブック(Facebook)と連携した出稿方法を紹介!

インスタグラムのアカウントをプロアカウントへ変更しておくと、インスタグラムに広告を出稿できるようになります。

インスタグラム広告の出稿は、フェイスブックの広告マネージャで行います。

そのため、フェイスブックのビジネスアカウントとの連携が必要です。

フェイスブックとインスタグラムを両方やっている場合、インスタグラムに投稿すれば、フェイスブックにもアップされるように設定することもできます。

以前はフェイスブックと連携していないと広告をかけられなかったのですが、現在ではインスタグラムのアカウントのみで広告を出稿することが可能です。

しかし、フェイスブック広告を実施している場合でも、インスタグラム広告では使用できないフォーマットもあるため注意してくださいね。

インスタ広告を活用して効果的な工務店集客を

画像をSNSで共有するインスタグラムは、工務店の広告媒体としてぴったりなツールといわれています。

日本国内のユーザーは、20〜30代の方が多く、住宅の購入世代でもあります。

インスタ広告は、ビジュアルに特化した「見て楽しむ」「見て伝わる」スタイルで、文章で実用性を説明するより、ビジュアルでイメージを印象付けたい工務店などのブランドのPRに向いています。

インスタ広告は、広告を、インスタグラム上で他の投稿に馴染ませて配信できるため、広告っぽさがなく、自然と見てもらうことが可能です。

インスタ広告は、細かいターゲティングの絞り込みができること、複数の広告フォーマットや配信方法があり目的に合わせて選べること、費用が抑えられることなどメリットも大きいです。

インスタ広告で効果を出すためには、遷移先のインスタアカウントが魅力的であることも大切です。

住宅の外観や内観、人の暮らしをイメージさせるもの、「これいいな」「欲しいな」と興味を持ってもらえそうなものをどんどん撮って、投稿しましょう。

加工などもして写真の色味やアングル、フォントを整えると、投稿の方向性が出て、フォローされやすくなります。

他にも、自社のプロフィールを充実させたり、ブランド名や検索の対象になりそうなキーワードをハッシュタグにし、検索してもらいやすいようにすることも大切です。

インスタグラムでの集客方法をぜひ試してみてくださいね。

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