目次
マーケティング室の中野です。
今回はインスタグラム広告についてお話しします。
画像がメインのSNSインスタグラム。ビジュアルから住宅のイメージを伝えることができ、リーズナブルな広告料金も魅力です。
フェイスブックのユーザーは30代~40代が中心ですが、インスタグラムは20代がメインですから、若い世代を対象とした長期的なファンづくりにぴったりです。
インスタグラムはどんなメディア?
自社をPRするための情報メディアは、大きく分けて下記の3つがあり、マーケティングの世界では「トリプルメディア」と呼びます。
インスタグラム広告は、第3のメディアとも呼ばれる「アーンドメディア」に入ります。広告料金が安く、低予算で広告を打てることも魅力です。
■ペイドメディア
新聞・雑誌・テレビ・ラジオのCM、インターネットのバナー広告など、料金を支払って利用する従来型のメディアを指します。
短期集客にも強い反面、費用が高いこと、コミュニケーションが一方通行になりがちなところが弱点です。
■オウンドメディア
自社のwebサイトやメールマガジン、パンフレットなど、企業が自ら運営するメディアのことです。
ブランディングしやすく、費用も比較的コントロールしやすいという特長があります。
■アーンドメディア
SNSを活用して情報を発信し、口コミ感覚で共感や信頼を得るためのメディアです。
短期の集客には向いていませんが、「いつかこんなステキな家を建てたい」と夢を持っていただき、ファンになってもらうことで、将来の集客につながる可能性があります。
長期的なイメージ作りでファンを獲得
インスタグラムは、スマホで撮影したデジタル画像をSNSで共有できるアプリです。
文字と画像で構成するフェイスブックと違い、静止画像または15秒以下の動画のビジュアルに特化した「見て楽しむ」「見て伝わる」スタイルで、SNSの中では今、最もユーザー数が伸びています。
日本国内のユーザーは、2016年時点で約1000万人。半数以上が女性で、20~30代前半の利用者が多いですが、30~40代の利用者が急増しています。
フォロワーが限られ拡散性が低く、短期での集客力はない反面、ファンになってもらうための長期的なイメージ作りに適しています。
文章で実用性を説明するより、ビジュアルでイメージを印象付けたいブランドのPRにおすすめ。
ジョンソンホームズの自然素材の家「ナチュリエ」の場合、集客の約2割はインスタグラムで興味を持ってくださった方です。
撮影と投稿のポイントを押さえて活用を
インスタグラムのフォロワーを増やすには、まず投稿画像を増やすこと。撮影と画像を投稿する時のコツをご説明します。
■画像は雰囲気重視で撮影
インスタグラムは内容が画像だけですから、パッと見ただけでわかる画像を投稿することがポイントです。住宅の場合、自社で建てた家の外観や内観、人の暮らしをイメージさせる〝ちょっとした何か〟を撮影しましょう。
「これいいな」「欲しいな」と興味を持ってもらえそうなものを、どんどん撮っていきます。
■画像をおしゃれに加工
ものすごくセンスが良いわけではなくても、撮影が多少下手でも大丈夫です。画像をアプリで加工すれば、おしゃれに仕上げられます。
■ハッシュタグを忘れずに
投稿内のタグとして使われる、半角シャープ(#)を付けたキーワードをハッシュタグといいます。
インスタグラムには本文の語句で投稿を検索する機能がないので、ハッシュタグを付けていない投稿は、検索の対象になりません。キャプション(投稿する際の説明の文章)の中にハッシュタグとして、ブランド名や検索してほしいキーワードを盛り込みます。
インスタグラム広告はFacebookの広告マネージャから
インスタグラム広告の出稿は、フェイスブックの広告マネージャで行います。フェイスブックで広告を打っていたら、インスタグラム広告との連携も可能です。もしフェイスブックとインスタグラムを両方やっていて、両方に投稿するのが大変だったら、インスタグラムに投稿すれば、フェイスブックにもアップされるように設定することもできます。ホームページからインスタグラムに誘導するのもいいですね。
投稿に慣れてきたら、1カ月に「いいね!」の数やフォロワーの人数をどれだけ増やせるか目標を立てたり、どの投稿が人気かなどをチェックしてみましょう。何曜日の何時に見られているかを分析し、予約投稿ができるツールを使って、最適な日時に新しい画像を投稿するのも手です。
まとめ
画像をSNSで共有するインスタグラムは、SNSの中では今、最もユーザー数が伸びているメディアです。日本国内のユーザーは、2015年現在で約810万人。20代の方が多く、半数以上が女性です。
インスタグラム広告は、ビジュアルに特化した「見て楽しむ」「見て伝わる」スタイルで、文章で実用性を説明するより、ビジュアルでイメージを印象付けたいブランドのPRに向いています。
短期の集客ではなく、長期的なファン作りにおすすめ。広告料金が安く、低予算で広告を打てることも魅力です。
住宅の外観や内観、人の暮らしをイメージさせるもの、「これいいな」「欲しいな」と興味を持ってもらえそうなものをどんどん撮って、画像をおしゃれに加工して投稿しましょう。
ブランド名や検索の対象になりそうなキーワードをハッシュタグにし、検索してもらいやすいようにすることも大切です。