「バズる動画」でファン化&集客力をアップ!

売れる仕組み / マーケティング
2023年12月11日 by 小松 壮幹

目次

こんにちは、ジョンソンパートナーズ小松です。

昨今は携帯電話機能の進化などで、だれでも簡単に動画を撮影・編集できるようになりました。動画の場合、静止画の数倍の説得力があり、なにより"見ていて楽しい"気持ちにさせられます。

TiktokやフェイスブックなどすべてのSNSツールで動画公開できますが、住宅会社の場合、動画を活用しやすいのは、今のところインスタグラムがいちばんではないでしょうか。

インスタなら、写真と動画が混在していても自然ですし、ファン化だけでなく「集客」への誘導も可能です。

今回のコラムでは、いかに動画の視聴回数を伸ばし(バズらせ)、ファン化や来場促進につなげていくかを解説していきます。

バズらせやすい動画の種類

例えば、スタッフが休日に美味しいものを食べている動画を投稿したとします。注目はされるかもしれませんが、ブランドのファン化や来場促進には繋がりづらいですよね。

当然ながら、自社の建物やイベントに関する題材で動画作成すべきです。比較的人気があるのは以下のカテゴリーです。

ルームツアー

モデルハウスやオープンハウス物件の案内動画です。カメラだけが移動する「人なし」よりも、スタッフが案内する「人あり」の方が人気です。

実演動画

例えばクローゼットに物をたくさん詰めこんで収納量の大きさを実演したり、薪ストーブに実際の薪をくべてみたり。自社商品のメリットやオプション品の使い勝手などを実演して見せることで来場や購買意欲を刺激します。

建築工程

更地の段階から家が完成するまでを「早送り」で紹介。こだわり箇所に焦点をあてて紹介するなど「住んでからの安心」を提供します。ただし長時間にわたる「定点撮影」が必要であり、スマホ撮影には不向きです。

動画の種類.jpg

おすすめはルームツアー動画

「ファン化と集客」を同時に提供できるという点で、ルームツアー動画がいちばんおススメです。スタッフが案内するスタイルなら「親近感」を与えることも出来ます。

すでに多くの住宅会社が実施してインスタにルームツアー動画があふれている中で「バズらせ」るには、外せないポイントが「8つ」あります。

① 家具・雑貨で盛大に飾り付け =何もない空間ではコンセプトも何も伝わらない

案内導線、撮影アングルの事前準備 =しっかりと事前にリハーサルをしておく

最初の2秒で惹きつける =キャプションの工夫などで目を惹く仕掛けを作る

別カットでの撮影 =差別化可能な箇所や外観などは別カット

共感ポイントをキャプション表示 =タイミングよく差し込んで楽しさアップ

尺は「60秒」 =理想の尺は1分。早送り機能 +「終わらせ方」の工夫も必要

BGMにもこだわる =ブランドや案内建物のイメージに合ったBGMをチョイス

⑧ 投稿時の工夫 =インスタのトップページから「見てみたい」と思わせる

上記8つすべてを実践してこそ、数多くの視聴回数と「いいね」を獲得し、「ファン化&集客」に結びつけることが出来ます。

動画の流れ.jpg

動画をイベント誘致にも活用

8つの施策を実施した動画をインスタグラムに投稿することで、充分「ファン化」は可能ですが、手間暇かけて作成したものなので、更なる活用をしましょう。

たとえば、イベント開催物件で撮影したルームツアー動画を広告と連動させることで、集客増が期待できます。

ここで活きてくるのが「60秒」の尺。短かすぎればモデルの良さは伝わらないですし、長いと飽きられてしまいイベント誘致に繋がりません。

実際にジョンソンパートナーズ加盟店で、広告と動画を連動させたところ、動画無しで来場8組だったイベントが動画有りだと15組に上昇した事例があります。

動画を広告に組み込むメリット

イベント広告に動画を活用するメリットは主に以下の3点です。

① 画像+文章では表現できない魅力を細部まで伝えることが出来る

② 実際にイベント会場へ行った時に「思っていたものと違う」という事態を避けられる

③ イベント広告に動画を組み込むことは、まだ浸透していないので「優位性」を出せる

今後の課題

動画の撮影は、当然ながら建物の完成(+家具・雑貨での飾りつけ)が終わってなければ出来ません。

材料不足や職人不足等で、ただでさえ遅れがちな工期ですから、イベント広告に利用する場合は特に「工程管理」が重要になります。

工期設定は「建物本体」だけでなく、外構や飾りつけ、撮影準備などの期間も考慮したうえで、余裕を持った設定にすること。

また万が一間に合いそうもない時に、完成前の美しくない写真や動画を使ってイベントを強行開催しても、いい結果(集客)は得られないばかりか、ブランドイメージを低下させてしまいます。

調整は大変ですが、イベント実施日を遅らせてでも準備万全で臨む方が、絶対に良い結果を得ることが出来ます。

そういう意味でも、動画づくりは一部のスタッフに任せるのではなく、全社一丸となって取り組む重要課題だと言えると思います。

まとめ

・住宅会社においても「動画コンテンツ」は重要なものとなっている

・動画は「ファン化」「集客」に大いに活用が可能である

・「いい動画」でなければ意味がない(いい動画撮影の8つのポイント)

・イベント広告に組み込むことで「集客力」が格段に向上する

・「動画づくり」は全社で取り組むべき課題である

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