コンテンツが財産になる!コンテンツマーケティングとは?

売れる仕組み / マーケティング
2016年10月25日 by ジョンソンホームズ スタッフ

目次

マーケティング室の福士です。
自社のPRや広告に興味がある経営者の方。最近よく「コンテンツマーケティング」という言葉を耳にしませんか?書店に行くとコンテンツマーケティングの関連書籍を目にする機会も多いですよね。

コンテンツマーケティングとは、その名の通り、さまざまなメディアのコンテンツを活用したマーケティング方法で、自社に関連した価値ある情報を、主にWeb上で発信し、見込み顧客の獲得や集客、顧客のファン化などを目指す企業活動のことをいいます。

ブログやFacebook、Twitterなど、手軽に情報発信が可能なコンテンツを活用し、経費をかけずに自社のPRができるとあって、ここ数年で多くの企業が取り組むようになっています。


「なんだ、会社のブログを書くだけか」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。もちろん、自社のブログやFacebookのアカウントを持っていない方は、まずはすぐにでもアカウントを取得するところから始めてみてほしいのですが、それはあくまでも、コンテンツマーケティングの「入口」。

今回は、ブログやFacebookを更新することで、どのようなメリットがあるのか、また更新を継続していくポイント、最終的な「出口」はどこにあるのか、などコンテンツマーケティングの基本のお話しをしていきたいと思います。

他の広告とはココが違う!自前のコンテンツを作るメリット

コンテンツマーケティングと従来の広告との違いの一つは、ターゲット層です。

一般的なWeb広告や、リスティング広告(検索連動広告)といった宣伝方法が、「今すぐ●●を購入したい」などの、目的がはっきりと顕在化しているユーザーに向けられたものであるのに対し、コンテンツマーケティングは潜在的なユーザー、つまり、いつか購入や取引を考えてくれるかもしれない見込み客に向けたPRになります。

打ち出した途端に売り上げに直結する、といったタイプの広告ではありませんが、もちろん別のメリットがあり、それは大きく分けると下記の3つになります。

  1. 自前のコンテンツで情報発信できるので、広告費を抑えられる 
  2. 価値ある情報を無償で発信することにより、企業として信頼される
  3. 押しつけにならず、自然な形で企業をPRすることができる

さらに、従来のチラシ、CMなどの広告はどうしても「掛け捨て」にならざるを得ない部分がありましたが、自分たちのコンテンツを持つことによって、情報はすべて自社のサイト上に蓄積され、財産として残すことができる、というのも特徴です。

まずはブログ、Facebookから始めてみよう!

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さて、コンテンツマーケティングの初めの一歩。先ほどもお話しした通り、まずは、ブログやFacebookなど、身近なコンテンツを活用して情報発信をしていきましょう。

住宅関連企業であればやはり、家にまつわること、インテリアや暮らしに関わること、といった内容が良いですね。

中には「インターネットには、苦手意識がある」という方もいらっしゃるかもしれません。そういった場合は思い切って、若手社員に担当を任せてみるのも良いのではないでしょうか。

若い方の多くがFacebookやインスタグラムなど、何かしらのSNSを利用している時代です。パソコンやスマートフォンの操作にも慣れているでしょうから、若手社員を中心にコンテンツマーケティング専門のチームを編成しても良いかもしれません。

とはいえ、ブログなどの更新は、どうしても通常業務の合間などに取り組むことが多くなるのが実情です。大切なのは「価値ある情報」を発信していくことですから、担当はローテーション制にするなど、社員みんなの協力が必要です。

例えば、「間取り」をテーマに一つの記事を書くのであれば、設計部の方の監修やアドバイスがあると良いでしょうし、土地関係のことであれば土地に詳しい営業担当者、といった風にそれぞれの専門知識を書いてもらうだけで、十分「価値ある情報」になります。

また、更新の頻度を上げていくと、どうしてもネタ探しに困る時が出てくるでしょうから、あらかじめ大筋の年間企画を立てておく、というのもおすすめです。

「効果」を焦らず、コツコツ取り組むのがポイント

さて、ブログを開設し、Facebookのアカウントも取得した。更新も今のところ続いている。ここまでで「コンテンツを作った」ということになります。ここからは「出口」の部分、「マーケティング」についても考えていきましょう。

更新を続けていくと、おそらく多くの人が一度は「誰に読んでもらえているのだろう」「続けていて意味があるのだろうか」といった壁にぶつかってしまうかと思います。劇的に何らかの効果が現れるものではないため、そうなってしまうのも仕方がない部分もあります。

自分たちの書いた記事はどのくらいの人に読まれているのか、どのくらい反響があるのか。具体的に効果を図る方法の一つとしては、アクセス数や「いいね!」数、資料請求数、イベント来場数などをKPI(目標達成のための過程を計測する中間目標)とし、計測していく必要があります。

月々の振り返りを簡単にするには、Excelなどでフォーマットを作っておくことをおすすめします。
記事を閲覧した後に問い合わせや資料請求のページ、イベントなどで募集をかけるようなものであれば、応募フォームなどにリンクを貼っておくことも重要です。

まずは会社を知ってもらうこと、資料請求や来場予約を取ることを目標に、アクセス数や資料請求数などを確認し、コツコツと情報発信を続けていくことで、読者だった人が「家を建てよう」など、何かアクションを起こすことになったときに真っ先に良いイメージで思い出してくれる企業になることを目指しましょう。

まとめ

  • 従来の広告のターゲットが「今すぐ」層なのに対し、コンテンツマーケティングは「これから」層
  • 手軽に始められるブログやFacebookを活用して、価値ある情報を発信しましょう
  • コツコツ更新を重ねてファンを増やし、いずれお客様になってくれるユーザーの心をつかみましょう

コンテンツマーケティングとは、自社に関連した価値ある情報を発信し、見込み顧客の獲得や集客、顧客のファン化などを目指すことです。
ブログやFacebookなどを活用し、経費をかけずに自社のPRができるとあって、ここ数年で多くの企業が取り組むようになっています。

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