工務店の集客にはコンテンツマーケティングがおすすめ!

売れる仕組み / マーケティング
2024年10月02日 by ジョンソンホームズ スタッフ

目次

こんにちは。ジョンソンホームズFC事業部です。

マーケティングの世界ではおなじみになってきた「コンテンツマーケティング」という言葉。

書店に行くとコンテンツマーケティングの関連書籍を目にする機会も多いですよね。

工務店の集客には、コンテンツマーケティングを取り入れるのがおすすめです。

今回は、コンテンツマーケティングの基本のお話しをしていきたいと思います。

工務店でコンテンツマーケティングを取り入れるメリット・デメリットや実施方法などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、その名の通り、さまざまなメディアのコンテンツを活用したマーケティング方法。

自社に関連した価値ある情報を、主にWeb上で発信し、見込み顧客の獲得や集客、顧客のファン化などを目指す企業活動のことをいいます。

コンテンツマーケティングでは、自社のブログや、インスタグラムやX(旧Twitter)といったSNSなどのコンテンツを活用します。

広告費をかけずに自社のPRができるとあって、今では多くの企業が取り組むようになっています。

工務店のマーケティングにおすすめのSNSについては、下記コラムで詳しくご紹介しています。

工務店に適したSNSの種類とは?活用方法から事例まで徹底解説

コンテンツマーケティングと従来の広告との違いの一つは、ターゲット層です。

一般的なWeb広告や、リスティング広告(検索連動広告)は、「今すぐ●●を購入したい」などの、目的がはっきりと顕在化しているユーザーに向けられたものです。

それに対してコンテンツマーケティングは、潜在的なユーザー、つまり、いつか購入や取引を考えてくれるかもしれない見込み客に向けたPRになります。

Webマーケティングや広告については下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

工務店の集客率を上げるWEBマーケティングの施策や成功のコツは?

工務店に向いているWeb広告の種類とは?特徴や成功のポイントも

工務店がコンテンツマーケティングを行うメリットとデメリット・注意点

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工務店がコンテンツマーケティングを行うメリットとデメリットを見ていきましょう。

コンテンツマーケティングのメリット

工務店がコンテンツマーケティングを行うメリットは、主に次のようなものがあります。

  1. 自前のコンテンツで情報発信できるので、広告費を抑えられる

  2. 価値ある情報を無償で発信することにより、信頼を得やすい

  3. 押しつけにならず、自然な形で工務店をPRすることができる

  4. コンテンツを蓄積して残すことができる

コンテンツマーケティングはオウンドメディアやSNSなどを活用するため、広告費を抑えてPRできるという点が大きなメリットです。

そして、コンテンツマーケティングは工務店の信頼度アップにもつながります。

これは、コンテンツマーケティングを活用することで、お客様へ長期・継続的に住宅の知識や情報を提供できるから。

住宅は欲しいと思ってすぐ購入するものではなく、多くの方が長い時間をかけてインターネットから情報を調べたり、比較・検討したりします。

そのため、住宅の知識をコンテンツを通して発信することで、ユーザーは自分の理想の住宅像などを思い描くことができ、工務店に対しての信頼度がアップするでしょう。

さらに、自然な形で工務店のPRができる点もメリットです。

自社のコンテンツを活用しているので、ユーザーに押し付けることなく自然に工務店の魅力やこだわりを発信することができます。

工務店が住宅について知識や情報を発信し続けることで、潜在的なユーザーに巡り会える可能性も高まります。

従来のチラシ、CMなどの広告はどうしても「掛け捨て」にならざるを得ない部分がありました。

しかし、自分たちのコンテンツを持つことによって、情報はすべて自社のサイト上に蓄積され、財産として残すことができるというのも特徴です。

コンテンツマーケティングのデメリット・注意点

工務店がコンテンツマーケティングを行うデメリットは、すぐに効果は出ない可能性があるということ。

成果が出るまでに時間がかかるため、長期的かつ継続的な取り組みが必要となります。

また、コンテンツマーケティングの実施にあたっては、SEO対策が重要になります。

SEOとは「Search Engine Optimization」の略称のこと。

日本語では「検索エンジン最適化」を意味します。

検索エンジンとは、GoogleやYahoo!などで情報を検索して表示するシステムのことです。

特に自社ブログなどの場合、コンテンツを多くのユーザーに見てもらうためには、検索エンジン上の検索結果で上位に表示させることが有効です。

そのため、コンテンツマーケティングを行う際は、SEO対策についても考える必要があります。

工務店のコンテンツマーケティングにおすすめのコンテンツ内容

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コンテンツマーケティングをはじめようと思っても、どんなことを発信すれば良いか迷われる方も多いかもしれません。

工務店が発信するコンテンツとして、次のようなものがおすすめです。

  • 家づくりに関する知識
  • 事例紹介
  • ライフハック

家づくりにかかる費用や間取りの決め方など、家づくりに関する知識を発信するコンテンツは、住宅の購入や建築を検討している潜在的ユーザーの興味を引くコンテンツです。

また、自社の事例紹介は、自社の魅力を発信できるほか、ユーザーが工務店の魅力や特徴をイメージしやすいためおすすめです。

そして、暮らしに役立つライフハックも、おすすめのコンテンツの一つ。

住まいに関するちょっとしたアイデアを発信することで、幅広いユーザーに見てもらえる機会が増えるでしょう。

工務店のコンテンツマーケティング実践方法

コンテンツマーケティングは、SNSや自社ブログなどさまざまな選択肢がありますが、工務店が自社ブログでのコンテンツマーケティングを実践する方法を例にご紹介します。

主な流れは次のとおりです。

  1. ターゲットを明確にする
  2. キーワードを選定する
  3. 構成を決めて執筆する
  4. 定期的に発信する

まずは、そのコンテンツをどんな人に届けたいか、ターゲット(ペルソナ)を設定します。

例えば、「30代・会社員・子どもあり」など、住宅を購入するお客様層にあわせて年齢や家族構成などを設定すると良いでしょう。

次にキーワードを選定します。

このキーワード選定は、先ほどご紹介したSEO対策を行う上で非常に重要なポイントです。

先ほど設定したターゲットが、どのような検索ワードで検索をするかなど、検索ニーズを考えて選定しましょう。

キーワードをもとにコンテンツの内容を固め、構成や見出しを考え、構成をもとに執筆します。

以上のような流れでコンテンツを作成したら、定期的に発信をしていきましょう。

定期的に発信することで、情報を楽しみにしてくれるファンが増えていきますし、自社コンテンツとしての財産も増えていきます。

コンテンツの制作は、どうしても通常業務の合間などに取り組むことが多くなります。

大切なのは「価値ある情報」を定期的に発信していくことですから、担当はローテーション制にするなど、社員みんなの協力が必要です。

例えば、「間取り」をテーマに一つの記事を書くのであれば、設計部の方の監修やアドバイスがあると良いでしょうし、土地関係のことであれば土地に詳しい営業担当者、といった風にそれぞれの専門知識を書いてもらうだけで、十分「価値ある情報」になります。

コンテンツマーケティングを継続するコツ

コンテンツの更新を続けていくと、おそらく多くの人が一度は「誰に読んでもらえているのだろう」「続けていて意味があるのだろうか」といった壁にぶつかってしまうかと思います。

劇的に何らかの効果が現れるものではないため、そうなってしまうのも仕方がない部分もあります。

自分たちの書いた記事はどのくらいの人に読まれているのか、どのくらい反響があるのか。

具体的に効果を図る方法の一つとしては、アクセス数や「いいね!」数、資料請求数、イベント来場数などをKPI(目標達成のための過程を計測する中間目標)とし、計測していく必要があります。

月々の振り返りを簡単にするには、Excelなどでフォーマットを作っておくことをおすすめします。


記事を閲覧した後に問い合わせや資料請求のページ、イベントなどで募集をかけるようなものであれば、応募フォームなどにリンクを貼っておくことも重要です。

まずは会社を知ってもらうこと、資料請求や来場予約を取ることを目標に、アクセス数や資料請求数などを確認。

コツコツと情報発信を続けていくことで、読者だった人が「家を建てよう」など、何かアクションを起こすことになったときに、真っ先に良いイメージで思い出してくれる工務店になることを目指しましょう。

コンテンツを定期的に発信する上で、継続することは非常に大変です。

更新の頻度を上げていくと、どうしてもネタ探しに困るときが出てくるでしょうから、あらかじめ大筋の年間企画を立てておく、というのも継続しやすくなるポイントです。

工務店の集客にはコンテンツマーケティングを取り入れよう

コンテンツマーケティングとは、その名の通り、さまざまなメディアのコンテンツを活用したマーケティング方法です。

コンテンツマーケティングは、広告費を抑えられる、ユーザーから信頼される、自然な形で工務店をPRできる、コンテンツを蓄積して残せるといったメリットがあります。

工務店が発信するコンテンツとして、家づくりに関する知識や事例紹介、暮らしで役立つライフハックなどがおすすめですよ。

例えば、工務店が自社ブログを用いてコンテンツマーケティングを実践する流れは「ターゲットを決める→キーワードを選定する→執筆する→定期的に発信する」です。

コンテンツマーケティングはすぐに効果が出るものではありません。

コツコツと情報発信を続けて、読者だった人が家を建てたいと考えるタイミングで、良いイメージで思い出してくれる工務店になることを目指しましょう。

コンテンツマーケティングをはじめ、経営のヒントを知りたいという方は、ぜひ一度ジョンソンパートナーズへご相談ください。

ジョンソンパートナーズでは、自社直営店で培ったノウハウを基に、全国のフランチャイズ加盟店様へ営業育成に関するアドバイスも行なっております。

私たちは、住宅フランチャイズサービスを通して全国の工務店様の経営を支援いたします。

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