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こんにちは。ジョンソンホームズの川田です。
仕事は人生の中で多くの時間を占めるものだからこそ、喜びややりがいを感じて働きたいですよね。
そして、部下や社員にも喜びをもって働いてもらいたいと思いませんか?
働く喜びを知る社員を一人でも増やし、社員が成長し続けることは、企業が生き抜く上でもとても重要なことです。
当社では、毎年「オーナー感謝祭」を開催しています。
この恒例のイベントの目的は、もちろん当社で家を建てていただいたオーナー様をおもてなしすること。
しかしそれだけではなく、社員のモチベーションアップも目的の一つにしています。
今回は、働く喜びとは何かについて解説します。
また、働くことに喜びを感じるきっかけになる要素や、社員のモチベーションアップのために当社が行なっているさまざまな取り組みもご紹介します。
働く喜びを感じるには?仕事が楽しくなる要素とは
仕事は辛いものだと考えている人もいるかもしれません。
しかし、仕事の時間は1日の大半を占めるため、少しでも働くことに喜びを感じて、毎日を有意義に過ごせたら嬉しいですよね。
それでは実際、働くことに喜びを感じている人はどのくらいいるのでしょうか。
株式会社リクルートでは、2013年から毎年、全国の15歳〜64歳の就業者を対象に「働く喜び」に関するアンケート調査を行なっています。
2021年に行なったアンケート調査によると、「働くことに喜びを感じている」と回答した人は43.3%。
性別・年代別にみると、男性は50代までは働く喜びが減少する傾向がある一方、女性は年齢を重ねるほど働く喜びが増える傾向にあります。
一方、仕事をする上で「働く喜びが必要であるか」のアンケート調査では、84.2%の人が必要と回答しています。
男女共に年齢を重ねるほど、働く喜びを必要だと思う人の割合は増えています。
働く喜びが必要だと思う人の割合は8割以上と多いものの、実際に働くことに喜びを感じている人は半数以下。
働く喜びを感じたいと思ってはいるものの、半数以上は働く喜びを感じていないという実態が見えてきたのです。
働く喜びとは、具体的に何か?
「働く喜びが大切」とはいえ、一体何が働く喜びなのだろうかという疑問を抱く人もいるでしょう。
例えば、働くことで得られる喜びとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 人に必要とされること
- 人を助けること
- 人から感謝されること
もちろん、成功や賃金などの報酬を得るということも大切ですが、それだけでは「喜び」にはなりにくいのです。
働く喜びを感じられる方法とは?
働くことが楽しく、やりがいを感じるようになれば、仕事のパフォーマンスは自然と上がっていきます。
こうなれば、社員にとっても会社にとっても良いこと尽くしですよね。
では実際にどうすれば働く喜びを感じられるのでしょうか。
それは「内発的動機付け」によって実現できると考えています。
「内発的動機付け」とは、仕事を通して自分の成長を実感できたり、社会に貢献していると感じたり、本人の「内的」なものからモチベーションをアップさせること。
成長や社会的貢献の他にも、信頼できる仲間ができることや、自分の役割や居場所を感じられること、顧客からの期待や感謝なども内発的動機付けになります。
たとえやりたくない業務を行わないといけない日があっても、自分の持ち味を生かしながら努力をすることで誰かの役に立ち、感謝されるためにその業務を遂行していると思えれば、モチベーションが湧いてくるのです。
反対に、「外発的動機付け」とは物や報酬などによるモチベーションのことを指します。
高い地位や報酬などの外交的動機付けは成功を象徴するもので、一時的なモチベーションのアップには有効ですが、働く喜びにはつながりにくいといわれています。
ジョンソンホームズでは、当社でお家を建てていただいたオーナー様向けに、ハロウィンのイベントやクリスマスパーティー、畑を借りて野菜を育てたりとさまざまなイベントを開催しています。
特に夏に行われる「オーナー感謝祭」は、オーナー様に楽しんでもらうだけではなく、社員の内発的動機付けのきっかけにもなっているんです。
社員のモチベーションを上げる方法については、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
働く喜びを感じられるジョンソンホームズのオーナー感謝祭
忙しい日常業務の中では、つい自分たちの仕事の目的を忘れがちになってしまいます。
それを思い出させてくれるのが「オーナー感謝祭」。
ジョンソンホームズのオーナー感謝祭について、またそれがもたらす社員への影響についてご紹介しましょう。
ジョンソンホームズ恒例のオーナー感謝祭とは?
「オーナー感謝祭」は、札幌市内の大型の公園やスキー場を借りて、社員総出でオーナー様をお迎えする縁日や手作り体験などができる大規模なイベントです。
社員が知恵を絞って企画を工夫して準備にあたり、みんなで大きなオーナメントを完成させたり、ステージイベントで盛り上がったりで、毎年大盛況。
約1,900名のオーナー様が参加してくださる年もあります!
参加はすべて無料で、会社としては結構な出費ですが、毎年続けています。
この感謝祭は「幸せな暮らしを提供する」という当社のミッションを体現する一つの場。
会社として誰のためにやっているのかといったら、もちろんお客様のために。
何のためにといったら、お客様とのつながりを深めてもっとジョンソンホームズのファンを増やしたいよね、というブランディングのためだったりもするわけです。
そして同時に、オーナー感謝祭は私からすると社員のための「喜び体感祭」のような位置づけでもあります。
オーナー感謝祭などのイベントを企画する目的については、こちらでも詳しくご紹介しています。
オーナー感謝祭は何のために開く?イベントを企画する目的を考えよう
オーナー感謝祭が社員に与える効果とは?
ジョンソンホームズの社員がオーナー様と関わるのは、たいてい引き渡しまでです。
入居後、ご自宅に伺う機会はそう持てないので、会社の催しとしてオーナー様を招待して集まっていただいています。
会場ではお客様が「○○さんいますか」と担当の社員を探してくれるのです。
すると社員は「ファン」がたくさんいる自分を誇らしく思えるし、また、周りから尊敬されたり羨ましがられたりすることで、本人のステータスにもなります。
そして、その光景を見ている若手社員は「来年こそは自分も」と気合いが入ったりします。
自分が一生懸命になって提供したサービスで喜んでくれているお客様と直に会え、住んでみての感想を聞けることは、社員にとって純粋に嬉しいことだろうなと思っています。
会場でお客様が楽しんでくれている姿を見たり、小さかったお子さんの成長ぶりに驚いたり。
会話から楽しい暮らしぶりが伝わってくると、心の底から「うおおお〜っ!頑張ってめっちゃ良かった!!」と思えて、テンションがぐぐっと上がります。
オーナー感謝祭や他のイベントのように、3カ月・4カ月に1回でもオーナー様に集まっていただく機会をつくることで、社員はそこでやりがいを思い出して、また自走しはじめるのです。
イベントは社員の内発的動機づけのきっかけとなり、モチベーションがアップします。
「自分の仕事に感謝してもらえた」「オーナー様の幸せのお手伝いをできた」という実感は、働く喜びにつながります。
働く喜びの実感が社員のやりがいを育てる!
評価をする、給与を上げるということも社員のモチベーションのアップには効果があるかもしれません。
しかし、最も効果があるのは、信頼や感謝などの「本質を体感する」こと。
それが業績に直結するポイントだと感じています。
上司が社員に自己需要感を高める言葉がけをすることは、社員のモチベーションを上げるためには大切なことです。
しかし、何のために働いているのか、自分が人に対して何を与えられるかを「自分で実感する」ことが、やる気やモチベーションのアップに最も効果的なのです。
つまり、自分が頑張った仕事でお客様に喜んでもらえている、人の役に立っている、その実感こそが本人にとって大きなモチベーションアップの要因になると思うのです。
さらに言えば、与えられた目標に対して動くのではなく、実感から幸せに暮らす人を増やしたいという目標が生まれてくることが、仕事をする上での正しい心の在り方なのかなあと感じています。
感謝祭は、社員がお客様と良い関係をつくれていることや、喜んでもらえていることを確認して、私自身の心を新たにする機会にもなっています。
今回は当社のオーナー感謝祭を例に挙げましたが、何かイベントをしようとするときにも、お客様、社員の両方に目を向けてやってみるのが良いかもしれませんね。
ジョンソンパートナーズでは、自社が20年間で20棟/年から300棟/年まで成長してきた工務店経営実績と、全国50を超えるフランチャイズ加盟店舗様への経営支援ノウハウを基に、住宅フランチャイズ支援を通じて住宅会社の経営者様へ業績向上のサービスを行っております。
ジョンソンパートナーズでは他にも、ビジネスに役立つ経営のヒントをたくさん発信しています。
会社運営や社員のモチベーションなどで悩んだら、ぜひ参考にしてみてください。