FC・VCとは?それぞれの役割と違いを徹底解説!

売れる仕組み
2020年07月27日 by 篠原 和将

目次

FC(フランチャイズチェーン)とVC(ボランタリーチェーン)の2つは、住宅業界以外でもさまざまな業界・業態で展開されているため、日常生活の中でも耳にすることがある言葉です。

しかし、実際にどのようなものかと聞かれると、双方の違いを正確に挙げられる人は意外と多くありません。

そこで今回は、FCとVCの基本的な知識と、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

2つの違いと共通点の分かりやすい比較表と、それぞれで成功するためのポイントについても解説するため、FC・VCに興味がある人は加盟先選びの参考にしてください。

※ジョンソンパートナーズの住宅フランチャイズ形態とは異なる部分がございます。

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FC(フランチャイズチェーン)とは?

フランチャイズチェーン.pngFC(フランチャイズチェーン)は、本部と加盟店がフランチャイズ契約を結ぶことで成り立つ事業形態のことです。

商品開発や運営方針の決定といった重要事項は本部が行い、実務は加盟店が担当します。

主導権は常に本部が握っており、トップダウン形式のネットワークが形成されることがほとんどです。

FCの特徴・役割

FCは、本部が大手企業の本社と同じ役割を持ち、加盟店は大手企業の支店と同じ役割を果たします。

全国に展開する全ての店舗で、同じ商品・品質・技術・価格・サービスを提供することが特徴です。

加盟店は、同じ理念やビジネスモデルを共有しており、本部の管理下で統一された規格・ブランドを取り扱います。加盟店同士の横のつながりは、基本的にありません。

FCのメリット・デメリット

FC加盟店として発生するメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット①本部が所有するノウハウが手に入る

FC本部がこれまで積み上げてきたあらゆるノウハウの提供や、専門家から経営の指導を受けられます。

商品・技術開発や運営戦略についても労力を割く必要がありません。

メリット②ブランドの知名度が高い

FC店はすでに一定の知名度を持っていることがほとんどです。

そのため、加盟店として看板を掲げるだけで取り扱う商品情報を周知できます。

また、品質の信頼性も担保されているため、早期の集客が見込めるでしょう。

メリット③大々的な広告展開ができる

FC加盟店は、全店舗で同じ商品を取り扱っているため、同時に大々的なキャンペーンを展開することができます。

広告などにかかる経費も本部が負担するため、店舗側が高いコストをかけることなく集客することが可能です。

デメリット①店舗運営の自由度が低い

FCの契約期間中は、本部が設定した規約やマニュアルに則った、画一的な店舗運営が求められます。

店舗の外観・内観などの店作りや接客方法はもちろん、取り扱う商品や開催するキャンペーンの内容・時期に至るまで、本部の指示に従わなければなりません。

デメリット②ロイヤリティが必ず発生する

FC加盟店は、店舗の経営状態にかかわらず、必ず所定のロイヤリティを支払う必要があります。

VC(ボランタリーチェーン)とは?

ボランタリーチェーン.pngVC(ボランタリーチェーン)は、複数の加盟店が自発的に出資して本部を設立し、運営している組織形態のことです。

商品開発や運営方針は本部が提案したものを利用しつつ、各加盟店の独立性は維持されます。

本部の主導権は弱く、加盟店同士の協調性や協働性が重視されるネットワークが形成されることがほとんどです。

VCの特徴・役割

VCは、運営本部が商品・資材・設備などの取引を一括して担当することで、仕入れにかかるコストを最小限に抑えることが可能です。

情報共有が活発に行われることで、商品や事業展開を容易にし、組織の運営・拡大を目指す互助会の役割も果たします。

同じVC加盟店でも、それぞれ異なった事業展開をすることも多く、同じ理念の共有はあまりありません。

提供する商品・品質・価格・サービスは、店舗ごとに取捨選択されていることもVCの特徴です。

VCのメリット・デメリット

VC加盟店として発生するメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット①仕入れコストの削減

加盟店が必要とする設備投資、商品・資材の仕入れは本部が一括して行います。

そのため、個別に発注するよりコスト削減につながります。

メリット②店舗運営の自由度が高い

本部による運営方針などの拘束が少ないため、店舗独自の商品開発や事業展開がしやすいことが特徴です。

また、規則やノルマなども、FCに比べて厳しくありません。

メリット③情報共有がしやすい

加盟店同士が横のつながりを基盤にしているため、共有した情報をもとに、地域消費者のニーズに合致した店舗運営が可能です。

デメリット①経営力が必要

VCの場合、発生する問題を自力で解決しなければならないことも多いため、経営者としての力量が問われます。

デメリット②ブランドの知名度が高くない

VCでは大手のFCのように、既存ブランドの知名度に頼ることが難しく、運営努力によって、自ら店舗のブランド力を上げていくことが必要です。

【比較】FCとVCの違いと共通点

FCorVCサムネイル.pngここまで、FC・VCの基礎知識と、メリット・デメリットについて解説しました。

ここからは、FC・VC2つの違いと共通点について、以下の4項目ごとに紹介します。

  • 本部の主体

  • 本部と加盟店の関係性

  • 加盟店同士の関係性

  • ロイヤリティ

FCとVCのどちらが良いか悩んでいる方は、参考にしてください。

本部の主体

本部の主体におけるFCとVCの違い、共通点は以下の通りです。

FC

VC

  • 本部企業もしくは本部事業者が主体となる

  • 複数の加盟店が出資して形成された本部が主体となる

共通点

FC・VCともに本部組織が存在する

本部と加盟店の関係性

本部と加盟店の関係性におけるFCとVCの違い、共通点は以下の通りです。

FC

VC

  • 本部とオーナーが1対1で契約する

  • 本部と加盟店の間には上下関係が生まれる

  • 本部の指示に従って経営を行う

  • 加盟店のみの判断では、取り扱う商品や仕入れ先を決定できない

  • 加盟店の売り上げは本部が責任を持つ

  • 本部と加盟店の立場は同列となる

  • 自店の裁量で経営するため、個性的な戦略も立てられる

  • 加盟店に本部の利益が還元されることもある

  • 加盟店のみの判断で、取り扱う商品や仕入れ先を決定できる

  • 加盟店の売り上げに本部は責任を持たない

共通点

加盟店が商品を仕入れる際は、基本的に本部を通す

加盟店同士の関係性

加盟店同士の関係性におけるFCとVCの違い、共通点は以下の通りです。

FC

VC

  • 加盟店同士のつながりは薄く、情報を共有することは少ない

  • 横のつながりが強く、情報を共有することが多い

  • 加盟店同士が協力し合うことが多い

共通点

基本的なオペレーション・制服・ロゴ・商標・プライベートブランドなど

ロイヤリティ

ロイヤリティにおけるFCとVCの違いは、以下の通りです。ロイヤリティに関しては、FCとVCで特に目立った共通点がありません。

FC

VC

  • 経営ノウハウや商標の使用料、指導料の対価としてロイヤリティが発生する

  • 加盟店の経営状態にかかわらず、ロイヤリティを支払う義務がある

  • FCよりもロイヤリティが安価なことが多い

  • ロイヤリティが存在しないこともある

FC・VCで成功するためのポイント

FC・VCに加盟して成功店となるには、以下に挙げるポイントを満たすことが近道となります。

FCで成功するためのポイント

・本部に頼り切って、経営努力を放棄しない

・FC本部の事業姿勢と実績、歴史を確認・分析する

・本部が長期的視野を持ち、他のFCと差別化が図れるか

加盟店数実績のバランスが取れているか

VCで成功するためのポイント

・VC本部の取り纏め役がリーダーシップ体制を確立できているか

・各加盟店の規模が同程度でそろっているか

・テリトリーが分割され、各加盟店が競合していない

住宅FCのジョンソンパートナーズは、札幌市にある直営店で20年で30棟/年→300棟/年へ成長した実績と、全国60店舗以上の加盟店様成功実例をノウハウとして持っています。

さらに、フランチャイズ本部として運営方針を押し付けることはせず、各加盟店様に営業担当・マーケティング担当・納材担当が密着することで、柔軟なサポートを行っています。

加盟店様がこれまでに培ってきた企業ブランドや強みを活かしつつ、事業の向上や問題点、お悩みの解決をお手伝い致します。
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まとめ

ここまで、FC・VC基本知識と、メリット・デメリットについて解説しました。

どちらも一長一短がありますが、まずはそれぞれの特徴や果たす役割を把握することが大切です。

その上で、自店舗の方向性や業務形態に合致したチェーンに加盟すれば、自社の企業価値を高めると共に売り上げを伸ばすことも可能となります。

現在、FC・VCへの加盟を検討しているなら、事前に資料請求や説明会に足を運ぶなどして、入念に下調べすることから始めましょう。

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