お客様と職人さんの「家をつくる喜び」のために 現場監督ができること

お客様とつながる方法 / お客様満足度
2018年03月30日 by ジョンソンホームズ スタッフ

目次

ジョンソンホームズの工事部の上田教介と申します。
現場監督として施工管理を担当し、安全な現場作りを徹底することが私の仕事です。

もう一つ、私が頑張っているのが、お客様と現場の業者さんたちのパイプ役を務めること。

今回は、住む人と作る人に「家をつくる喜び」を分かち合ってもらうための取り組みについて、お話しさせていただきます。

職人さんたちの熱い魂がお客様に届くコミュニケーション

職人さんたちは一人ひとりの意識が高く、ものづくりが大好きで、話してみると親切で温かい方々ばかり。

そんな現場の皆さんに「お客様の顔が見える家づくり」をしていただきたい。そしてお客様にも、家を作っている人たちの熱意や誇りを伝えたい。
私は、そんな想いでこまめにコミュニケーションを取ることを心がけています。

週に1度は、お客様に施工状況や大工さんの姿を画像で送る

家を建てるお客様は共働きのご家庭も多く、日中に現場へ顔を出して業者さんと直接交流するのが難しい場合もあります。そこで現場監督の私が間に入り、現場の様子をお客様へお知らせするとともに、お客様の声を現場に伝えています。


まず、現場の様子をお客様にリアルに伝えるため、週に1回は工事中の家を撮影した画像をメールでお送りしています。

現場監督は施工状況を記録するため、いつも現場のさまざまな場所を撮影しますが、それとは別にお客様向けの画像をスナップ風に撮るのがコツでしょうか。設計にこだわりのある部分や、読書好きな方の書斎といった思い入れのある場所などの画像をお送りすると「画像が届くのが楽しみ」と喜んでいただけます。

現場の職人さんたちにも「気合いを入れて仕上げたところを、お客さんに見てもらえてうれしい」と評判です。大工さんたちの仕事中の姿を撮らせてもらうこともあります。どんな人たちが家を建てているのか、お客様に見ていただきたいからです。

一軒の家づくりが着工されてから、完成するまでの約4カ月の間、現場では多くのドラマがあります。

「大工も人間。」お客様の一言で現場のモチベーションは上がるもの

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お客様の声を現場に届けることも、私の大切な仕事です。

ある時は、お客様から「ご自由に飲んで下さいね」とメッセージを添えた飲み物の差し入れを預かりました。
お客様には、現場で「1日バリバリ働いてる俺ら大工も、機械じゃなくて人間だから、気を使ってもらえるとやっぱりうれしい」と喜ばれたことを伝えました。

また、あるお客様からは、「知人がわが家の建築現場の近所に住んでいて『業者さんが車道までお掃除して、近所の人にも丁寧に挨拶してくれる。しっかりした工務店さんだね』と感心していました」と伺ったようで、私はそのことを職人さんにLINEでお知らせしました。

すると職人さんから「わざわざ知らせてくれて、ありがとうございます! こういう声が聞けるのは、すごく嬉しいし、やりがいがあります」とLINEが返ってきました。

お客様と職人さんたちが直接会えなくても「お互いに顔が見える家づくり」ができれば、現場のモチベーションは上がります。
毎日、根を詰めて作業している大工さんたちのためにも、心と心が触れ合う関係づくりをお手伝いしていきたいと思っています。

現場の「今」を未来に残す「思い出」に

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お客様用の画像を撮り溜めておけば、ご家族のいい記念になります。お子さんが大きくなった時、自分の家は誰かが大切に建ててくれたものなんだと、気付いてもらえたら嬉しいなという、私たちの「未来に繋げたい想い」もありまして。

ご家族で立ち会いにいらした時の姿や、大勢の人が働いている様子を、ご家族の思い出として残して差し上げたいと思います。工事中の屋根の上や足場など、入居後に目にする機会のない場所を撮っておくのも良いかもしれません。


現場監督はものを作る側の人間ですが、自分の手で直接ものを作っているのではなく、職人さんたちに作ってもらっています。だからこそ、現場の皆さんのものづくりの精神や、仕事に対する誇りをお客様にきちんと伝えることが大切だと思っています。

現場で頑張っている皆さんの「自分たちが作ったものを喜んでもらいたい」という熱い気持ちを形にして残すことで、お客様の住まいへの愛着が深まり、住宅の付加価値も高められるのではないでしょうか。

まとめ

わが家の建築中に、現場にいらっしゃるのが難しいお客様は少なくありません。
現場監督は、そんなお客様と現場のパイプ役として、お互いに相手の顔が見える関係づくりをサポートすることが大切だと思っています。

現場を撮影した画像は、お客様のための大切なコミュニケーションツールとして、とても有効です。
工事の記録用とは別に、お客様向けのスナップ写真を撮りましょう。進捗状況のお知らせを兼ねて、お客様のこだわりがある部分の仕上がりや、職人さんたちが頑張っている姿の画像をメールでお送りすると喜ばれます。

住む人と作る人が「家をつくる喜び」を共有できれば、お客様の新居ヘの期待が高まり、現場のモチベーションも上がります。お客様からいただいたおほめの言葉も、職人さんたちにこまめに伝えましょう。

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