SNSと上手に付き合えば最強のツールになる

売れる仕組み / マーケティング
2019年09月20日 by 本間 達也

目次

こんにちは。朝起きてSNS。仕事の合間にもSNS。(あ、もちろん仕事です)寝る前にもSNS。一日のうちSNSを見ない日はここ数年ないくらい日課になっている本間です。

僕がSNSを利用するようになったのは、2006年頃でした。当時大学生の頃流行っていたのは「mixi」。このブログにスクショを掲載しようと思って久しぶりにmixiにログインしましたが、さすがの僕も見せたくない過去でした。笑

mixiやアメブロが流行っていた当時から何でもアカウント作ってましたね。Ameba、excite、livedoor、Myspace、その他自作のホームページなど色々やってましたが今ではそのログイン情報もURLもどこにあることやら。

mixiはリアルな友達がみんなやっていましたし、そこでのやり取りが後日会話のネタになったりと。マイミクが何人になったとか。足あととか。キリ番とか。この言葉を今の新卒とかは知らなさそう。怖い怖い。

その後、2008年にTwitterとFacebookが日本でスタート。2013年にはLINE、2014年にはInstagram、そして今話題になっているTik Tokは2016年だそうです。

僕がSNSに触れたのが、2006年で19歳〜20歳くらいのときです。今の新卒(22歳として)は生まれたときから既にインターネットが発達していて、スマートフォンも当たり前にあって、SNSも当たり前に使っているんですよね。

このSNSの特性を理解して、上手に付き合えば仕事でもどんどん活用することが可能です。ただし、このことをちゃんと知らなければ継続できなかったり、クレームに繋がってしまったりもします。

2019年5月から9月まで「短パン社長」こと株式会社ピーアイの代表である「奥ノ谷圭祐さん」に計3回のSNS研修をヤマチグループの新卒含む30名程度が受講させてもらいました。

今回はこの短パン社長のSNS研修を通して感じたSNSの利用方法などをご紹介していきます。

エゴサーチで自分の商品を検索してみる

最近住宅購入を検討されている方はインターネットブラウザ(例:Safari、Google Chromeなど)で検索をする方ももちろんいますが、SNS特にInstagram検索を利用される方が多いのです。

ジョンソンホームズのユーザーさんに聞いても「Instagramで検索しました」という方が増えていらっしゃいます。これは、SNSの投稿は「個人」が行っているものなので、「口コミ」により近い情報がSNSにはたくさんあるので信憑性がある。ということです。

インターネット検索で例えば「ジョンソンホームズ」と検索をしてみます。するとどうでしょうか、ジョンソンホームズ公式ホームページなど商品を売る側の検索結果はたくさん出てきますが、口コミは上位表示されません。

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実際にジョンソンホームズに住んでいる方がどのような暮らしをしているのかということ知りたいと思っても調べるまでに時間がかかったりします。

Instagramで「#ジョンソンホームズ」と検索をしてみます。すると投稿に「#ジョンソンホームズ」とつけているかたの投稿が一覧で表示されます。

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これ2019年9月時点での投稿数が2,986件ありますが、5月からのSNS研修をするまでは1,000件あるかないかくらい少なかったんです。

この記事を読んでいる方も一旦今すぐInstagramで自分の会社名や自分の商品名を検索してみてください。投稿数が極端に少なかったりしませんか?

また、自分たちの会社で自分たちの商品などをSNSで発信している方はどのくらいいるか調べてみたことがありますか?意外と少ないと思いますよ。

ビジネスアカウント(会社名の公式アカウント)は投稿しているけど。という方もいらっしゃるかもしれません。ただ、その投稿のいいね数やコメント数ってどうでしょうか?

僕たちもまだまだ上手に運用ができているとは言い切れませんが、キレイな写真(プロが撮影した写真)は頑張ってアップしているのになかなかコメントがつかない。

それって、どの住宅会社のInstagramの投稿を見ても同じ感じになっていると思いませんか?頑張って(仕事として)投稿している方の多くは写真+コメントちょっと+5個くらいのハッシュタグでの投稿だったりもします。

Instagramの仕様は30個までのハッシュタグを使用することができるので、まずはフォロワーを増やしたりいいねを増やすことを考えてほしいのでハッシュタグは30個をつけるべきだと思います。

自分の会社のSNSで自分たちの商品が全然投稿されていなくて、魅力を伝えきれていないのであればこれからは投稿内容を見直して再スタートすることをお勧めします。

今から再スタートしても全然遅くないと思います。いろんなユーザーさんの投稿方法などを見て真似をするところからでもよいので始めていきましょう。

個人(中の人)をどこまで出すことができるか

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このInstagramはジョンソンホームズ営業の菅原のプロフィールです。元々はSNSをあまり使っていなかったのですが、短パン社長のSNS研修を受けて投稿内容なども一掃し仕事とプライベート投稿をうまくバランスをとって発信しています。

彼は1日1投稿を欠かさずするという目標を立てて毎日Instagramへの投稿をするようになりました。ここで需要なポイントが2つあって、ポイント①は「ジョンソンホームズの菅原」ではなく「菅原がいるジョンソンホームズ」ということをより多くの人に知ってもらうこと。

ポイント②は目標を立てて(彼の場合は毎日投稿)それをしっかりと継続すること。この2点が重要なポイントです。これがわかってはいるけどなかなかできないんですよね。

ポイント①は住宅を購入する人の多くは、住宅商品の外観や内観、価格はもちろんですが住宅会社や営業マンとの相性などをポイントにする方もいますよね。実際ジョンソンホームズのユーザーアンケートによるとジョンソンホームズに決めたポイントは?と聞くと「担当営業が良くしてくれたから」とお応えいただくことが多くあります。

もちろん、前述したとおりデザインや価格などの面がお客様のご要望にあったからこそではありますが、このように言っていただけることが非常に多いということは、お客様へどれだけ自分を発信しているかで色々状況は変わってくると思います。

10年くらい前までは「自分新聞」という手書きのニュースレターを書いている営業マンが多かったと思います。実際僕が入社した頃はそうでした。

今も手書きのニュースレターを継続している営業もいます。10年前にはなかったツールがSNSです。今のユーザーさんはSNSから情報を集めていますのでそこにどれだけ情報を出していけるかでお客様の目に留まるかが変わってきます。

ポイント②が一番難しいかもしれませんね。これは、誰かに言われたからやる。というような感じだと多分3日位でやらなくなっちゃいます。

自分で毎日投稿すると決めたのであれば投稿をする。ただ、大変になってくるとおもいます。「投稿するネタがない」「良い写真がない」とかですね。

でも、お客様に日頃聞かれることや、この情報をあのお客様に届けたいな。というようなことを自分の言葉で発信すれば良いのです。こちらで紹介した菅原ですが、5月からSNSの投稿を毎日初めて4ヶ月くらいで新規のお客様からDM(ダイレクトメッセージ)が来て、住宅の詳しい話を聞きたい。ということで商談に繋がったようです。

必ず4ヶ月継続していたらお客様と商談できるわけではありませんが、自分がどこの会社の住宅営業マンなのかをきちんと表記しているかしていないかでこのようなリアクションをいただけるかどうかは変わってくると思います。

あ、もちろんアイコンの写真は自分の顔がわかる写真がベストですよ!

ヤマチユナイテッド社員と短パン社長の研修Q&A

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3回に渡って開催されたSNS研修での質疑応答の内容を一部ご紹介します。この内容って、僕たちが加盟店様からの日頃質問を受ける内容が多かったのでSNSを始めるとまず浮かんでくる内容なのかなとも思いました。

Q>フォロワーを増やす工夫を教えてほしい。
A>まずは投稿数を増やしていく。見に来てくれた人が投稿数が少なかったり、最後の投稿の日が古いと二度と見に来てくれないかもしれない。日数を開けないで、継続していくことが大事。 

Q>投稿内容が日常のみだとネタがなくなりがちだが、マンネリ化しない投稿のコツを教えてほしい
A>みんなが楽しめるんじゃなくて、いつも反応をくれる人が楽しんでくれる投稿を客観的になっておこなった方が一番いい。

Q>SNSを行っていくうえでデメリットや課題を教えてほしい
A>同じような写真がたくさんあるので埋もれる可能性がある。違う印象を与えるのであれば、動画やリンクを張る、写真の枚数を増やすなどしなければならない。変化を付けないとSNS疲れが出てくるのがマイナスだと思う、実際投稿をやめてしまった人も見ている。周りと違う投稿をすること、客観的に見ることが大事。

Q>投稿する際にハッシュタグをつけるのに迷う、どのように選んでいるのか?
A>事前に15個くらいを固定したハッシュタグをメモしておき、コピペすると楽。その時の投稿内容に合わせて追加ハッシュタグを入れる。また自分を認識してくれるハッシュタグをつけるのもよし。必要に応じて、そのカテゴリの大きなタグをつけるようにしていくといいと思う。

Q>ストーリーズは24時間で消えてしまうが、あえてストーリーズを使う理由、メリットはなにかあるのか?
A>楽しい、気軽に投稿できるし見てほしい人だけに見てもらえる。リアル感もあるし、見逃したくない!と思う人もいると思う。他の人の投稿も紹介できるところも良いと思う。

Q>商品を紹介するとき、説明臭い内容になってしまう。魅力を感じてもらうようにするにはどうすればいいのか?
A>紹介したい商品は何のためにあるのか?お客様にとってどんなメリット、楽しいことがあるのかを紹介しなければならない。形がいいとか素材がいいとか、あたりまえの内容ではない。
シチュエーションを提案したり、実際のエピソードを交えて、誰かの役立ちになる内容にする。
自分ごとで考えるのは誰でもできるが、他人目線に立って、なぜ売れているのか?その理由は誰が知っているのか?それを持っている人に聞いて、発信してみること。
もし商品を追求するのであれば、この商品はどんな価値があるのか?を追求してみる。

いかがでしたでしょうか。これはほんの一部分ですが参考になるものはありましたでしょうか?

まとめ

SNSはここ数年で本当に進化しましたし、僕たちの生活の一部にもなっているといっても良いかもしれませんね。無料で発信できるツールなので使わない手はありませんが使い方を間違わないように気をつけてほしいと思います。

SNSを純粋に楽しんでいる人はなぜ楽しんで投稿をしたりコメントをしたりしているのかを考えてください。楽しく遊んでいる人たちの中に、ビジネス営業色たっぷりの投稿が連投されても興味ないですしフォローもしてくれないですよね。

じゃあ、どうやったらSNSを楽しんでいる人たちにも情報を届けられるようになるかを考えればよいのです。意外と身近に投稿するネタがあったり、ユーザーが知りたいと思っている情報があるんですよ。

僕たちジョンソンパートナーズのスタッフもこのように研修を受けて加盟店様に情報を提供しています。加盟店様の集客やファン化の役に立てる情報をご提案しています。

この記事に書いたことはまだまだ一部分の内容ではありますが、もっと知りたいし自分の会社のマーケティングにも取り入れたいという方は是非、お問い合わせいただければと思います。

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