経営コラム

#仕組み

【工務店】経営コンサルタントに支援を依頼するメリットやデメリットは

【工務店】経営コンサルタントに支援を依頼するメリットやデメリットは

こんにちは、ジョンソンホームズFC事業部です。



工務店経営を成功させるためには、正しいノウハウを取り入れることが大切です。


自社の取り組みだけで売上が伸びない場合は、経営コンサルタントに依頼することで成功できる可能性が高くなります。


ただし、経営コンサルタントのサポートを受ける場合でも、メリットやデメリットがあるため注意が必要です。



今回は、工務店が経営コンサルタントを利用する際のメリットやデメリット、注意点などを解説します。



あわせて工務店経営を成功させるために自社で取り組みたい4つのノウハウもお伝えします。


工務店を経営するなら成功するノウハウを取り入れることが重要!


工務店を安定して経営したい場合は、成功するノウハウを取り入れることが重要です。


業績が良い工務店は、経営のノウハウが確立しています。


正しい経営のノウハウを取り入れれば、厳しい社会情勢の中でも経営を成功させることが可能です。



工務店を経営するノウハウには、さまざまな手法が含まれます。


たとえば、国や地域が提供する補助金制度の活用は、経営ノウハウの一つです。


また、新規人材の獲得後継者の育成なども、大事な経営ノウハウといえます。



自社の競争優位性を高め、競合他社に勝てるビジネスモデルを取り入れることも必須です。


自社だけが提供できる価値があれば、競合他社の多い地域でも生き残ることができるでしょう。



このような正しいノウハウは、工務店経営をする上ですぐに手に入れられるものではありません。


経験で得られるものや、自ら学んで得られるものもあるでしょう。



ノウハウを得られるまでの時間がかかることを考えると、経営コンサルタントに相談してみるのも一つの方法です。



自社にとってどの方法が効率良くノウハウが得られるか検討してみることが大切ですね。


ノウハウを提供している経営コンサルタントに依頼するメリットやデメリットは


merit_demerit_240215.jpg


成功している工務店のノウハウを取り入れてもうまくいかない場合や、自社に合った売り方が分からない場合は、経営コンサルタントに支援を依頼することをおすすめします。




経営コンサルタントへ依頼するメリットとデメリットを確認


工務店が経営コンサルタントへ支援を依頼するのはメリットだけでなくデメリットもあります。


それぞれ確認していきましょう。



メリット① 専門的なアドバイスが受けられる


経営コンサルタントに支援を依頼することのメリットは、専門家からのアドバイスが受けられることです。


コンサルタントに依頼すれば、営業やマーケティングだけではなく、工務店向けのコンサルタントであれば設計などの専門家からもノウハウが得られます。



メリット②外部からの視点で自社を把握できる


経営コンサルタントからのアドバイスにより、住宅業界における自社の競争優位性を把握できることもメリットです。


第三者の視点からアドバイスをもらうことで、見落としていた強みや弱みが把握できれば、経営戦略にも役立ちます。



メリット③自社内にノウハウを蓄積できる


コンサルタントは工務店経営の成功事例に関する知識も豊富です。


実績が豊富なコンサルに依頼すれば、地域性や経営規模の近い成功事例を参考に、自社に合ったアドバイスが受けられます。


アドアイスをもとに取り組むことで、自社内にノウハウを蓄積できるでしょう。



デメリット①経営コンサルタント依頼には費用が発生する


経営コンサルタントへ支援を依頼するには、当然費用が発生します。



さらに経営コンサルタントへ依頼をしたからといって、必ず結果が出るとは限りません。


状況によっては、追加の費用が発生したりと、経営を圧迫する可能性も出てきます。



コンサルタントを依頼する場合の費用対効果について、事前にシミュレーションしておく必要があります。



デメリット②自社の経営内容に即した提案を受けられない場合がある


経営コンサルタントには得意分野があり、すべての企業に対してノウハウを提供できるわけではありません


経営内容によっては、一般的な提案をするのみで自社の特殊な事情などに対応できない場合もあります。


コンサルタントの経験や得意分野を確認して、自社に合った提案をしてくれるか慎重に確認しましょう。


工務店が経営コンサルタントに依頼する際のポイントは?


Handshake_240215.jpg


工務店が経営コンサルタントに支援を依頼する際、気をつけたいポイントがあります。


経営コンサルタントへの依頼が無駄にならないよう、依頼する前に確認すべきポイントを2つ紹介します。




①経営コンサルタントに依頼する目的を明確にする


1つ目のポイントは、コンサルタントに依頼する目的を明確にすることです。


コンサルタントによって専門とする得意分野は異なります。


そのため、依頼する目的を明確にすることで、適切なコンサルタントが選定できます。



ホームページからの新規集客数を増やしたい」「営業の成約率を高めたい」など、具体的な目的を持ってコンサルタントに依頼しましょう。



経営コンサルタントの過去の実績を見て、依頼する目的に合う成果があるか確認することも大切です。


自社で得たい成果と似たコンサルタント事例がある企業に依頼すれば、成功する可能性は高くなります。




②料金体系を確認した上で依頼する企業を選ぶ


2つ目のポイントは、料金体系を確認した上で依頼先を選ぶことです。


コンサルタントの料金体系は企業によって異なり、成果報酬や定額制、時間制などがあります。





  • 成果報酬:得られた成果に応じて報酬額が決まる料金体系。「売上の何パーセント」など、成果が得られてから報酬を支払うため、比較的低コストで依頼できる




  • 定額制:毎月固定の報酬を支払う料金体系。提供されるサービス内容は、企業によって異なる




  • 時間制:コンサルタントへ依頼する時間の長さによって報酬が決まる料金体系。短時間の打ち合わせでノウハウを得たい場合に適している





得たい成果が明確で短期的なプロジェクトであれば、成果報酬や時間制のコンサルタントが適切です。


一方、長期的にアドバイスを受けたい場合は、定額制の料金体系が良いでしょう。



工務店経営ならFCへの加盟でノウハウを得る方法も


いくつか料金体系を紹介しましたが、工務店経営の場合、FCへの加盟によりノウハウの提供や、経営支援してもらうパターンもあります。



希望するサポート内容や予算にあわせて、最適な料金体系の企業に依頼しましょう。



工務店支援のサービスについては、こちらのコラムで詳しく紹介しています。


ぜひ参考にしてみてください。


工務店支援の会社とは?うまく使ってやるべき業務に集中しよう


工務店の経営を成功させるためのノウハウ4つを紹介


drawing_240215.jpg


経営コンサルタントへ支援を依頼することでノウハウを得られることもありますが、工務店経営を成功させるため自社でもできる対策もご紹介します。


あわせて取り組むことで、成功につなげていきましょう。




①立体的なスケッチパースを提示する


1つ目のノウハウは、お客様に対して立体的なスケッチパースを提示することです。


お客様は家づくりに関する専門知識を持っていないため、図面を見てもイメージが掴めません。


お客様の理想像と工務店のプランが合っていることは、受注を獲得するために重要なポイントとなります。



スケッチパースを提示することは、信頼関係を深める点でも有効です。


提案が分かりやすく、仕事もできる工務店だという印象は、お客様からの信頼につながります。




②お客様と積極的にコミュニケーションをとる


2つ目のノウハウは、お客様との積極的なコミュニケーションです。


特に、地域密着型の経営を行う工務店にとっては、お客様とのコミュニケーションがより重要となります。


お客様にとって役立つ情報を分かりやすく伝えることは、良好なコミュニケーションを行うスキルの一つです。



また、お客様の要望を的確に聞き出すスキルも、コミュニケーションの質を高めます。




③ライバルにない特徴をアピールする


3つ目のノウハウは、ライバルにない特徴をアピールすることです。


営業をするときに、お客様に対して自社の強みを知ってもらうことが受注につながります。



自社の商品が競合他社と比較してどのような点で優れているかを整理し、お客様へ簡潔に伝えられるよう工夫しましょう。




④充実したホームページを制作する


4つ目のノウハウは、充実したホームページを制作することです。


ホームページを活用すれば、テレアポや飛び込み営業よりも効率的に集客ができます。



モデルハウス見学会や無料説明会などの住宅イベント情報、資料請求やメルマガの登録フォームも重要となります。


登録フォームにおいてメールアドレス、氏名、住所などの顧客データを取得すれば、効率的な営業が可能です。



ホームページの制作含め、工務店のWEBマーケティングで押さえておきたい点は、こちらのコラムもご参考ください。


工務店の集客率を上げるWEBマーケティングの施策や成功のコツは?


経営コンサルタントへの依頼は工務店経営成功の1つの手段


工務店の経営は、正しいノウハウを取り入れることが成功のポイントです。


経営コンサルタントを利用するにはメリット・デメリットがあります。


経営ノウハウを吸収できるといったメリットがあるかわりに、費用がかかることや、自社にあった提案ができないコンサルタントもいるなどのデメリットがある点も覚えておきましょう。



料金体系についてもさまざまあるため、工務店経営をするにあたってどの方法が自社に適しているか明確にしてからコンサルタントを利用することをおすすめします。



お客様との積極的なコミュニケーションや、充実したホームページの制作なども、工務店経営の成功につながります。


経営コンサルタントを利用することとあわせて、自社でもできる対策を行なっていきましょう。



経営のヒントを知りたいという方は、ぜひ一度ジョンソンパートナーズへご相談ください。


住宅会社運営を行なっていく上で、企業毎のお悩みに寄り添ったサポートをお約束いたします。


加盟店様ごとに戦略を立てて、成功まで超密着サポートいたしますので、商品やサービスに関して興味を持たれましたら、お気軽に資料請求ください。



この記事を書いた人

ジョンソンホームズ スタッフ

ジョンソンホームズ スタッフ

株式会社ジョンソンホームズ FC事業部

住宅販売からアフターサービスまでを、トータルで提案していきます。