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「これが欲しかった」と言われる住宅ブランドはこうつくる

「これが欲しかった」と言われる住宅ブランドはこうつくる

こんにちは。川田です。

前回は、スノーピークとのコラボでターゲットを明確にしたことで、集客が劇的に変わった という話をしました。
今回はその続きです。
集客がうまくいっても、商品が伴わなければ意味がありません。

広告を見て期待感が高まったお客様に、「素敵」「暮らしてみたい」「私にぴったり」
と本気で感じてもらえる住宅のブランドづくりについてお話します。

ターゲットが明確になると、商品はここまで具体化する

ターゲットを明確にする事には様々なメリットがありますが、住宅商品の開発が一番効果があるように思います。

ターゲットがどんな暮らしに憧れているのか。
どんな時間を過ごしたいのか。
何に喜びを感じるのか。
それを具体的に想像できるようになる。

今回のケースでは、スノーピークとのコラボです。
キャンプをはじめとするアウトドアで自然を感じる事が好きの方のための家。

だからこそ、暮らしのイメージを驚くほど具体的に描くことができました。

お気に入りのギア。
道具への愛着。
自然を感じながら過ごす時間。

もし、スノーピークのロゴやキャンプのイメージだけを広告に使い、住宅商品にその要素が含まれていなければ、それは単なる集客のための客寄せパンダに過ぎません。

お客様は期待して来場します。
しかし、商品にその世界観がなければ、「なんか思っていたのと違う…」で終わってしまう。
契約にはつながりません。

「これが欲しかった」と言わせる決定的な5つのポイント

そうして来場したお客様の心を鷲掴みにするために、  
「スノーピークの世界観を住空間で表現する5つのポイント」として住宅プランに反映させました。

① 半ソトのアウトドアリビング
リビングの延長にあるアウトドアリビング。
家の中と外がゆるやかにつながることで、家にいても自然を感じられる設計にしています。

② 55万円分のギアで暮らしを楽しむ
スノーピークのギア55万円分がプランに含まれています。
いくつかのパックから選べるようになっていて、インテリアとしてもそのまま楽しめるようにしています。

③ 素材が生きる家で自然を肌で感じる
無垢床が標準仕様。
自然好きの方が心地よいと感じる素材感を、家の中で表現しています。

④ マルチな土間空間
スノーピークギアを飾るように収納する。
土間でコーヒーを淹れ、チェアに座り、日常の中で道具を楽しむ。
ギアが物置に眠らない家です。

⑤ 心地よい光
吹き抜けや高窓、窓の配置計画によって、家の奥まで自然光が届く。
光をたくさん取り入れられるように、採光を前提にしたプラン設計にしています。


やはり一番ターゲットのお客様に響くのは、お気に入りのアウトドアギアをインテリアとして飾ること、そしてギアを普段の暮らしで使って楽しむことです。
キャンプ好きの方にとって、ギアは単なる道具ではなく、時間をかけて選び、思い出が積み重なった相棒のようなものです。

このように、広告に期待してきていただいたお客様に感動してもらえるような商品を用意することが、競合他社との戦いに巻き込まれずに相思相愛でご契約に至る秘訣だと思います。

それが、「これが欲しかった」と言われる住宅ブランドのつくり方です。

次回は、この商品を建築したモデルハウスの「しつらえ」について。

スノーピークとのコラボが最も体感できる場で、どのようにお客様のテンションが一気に上がるのかについて、お話しします。