経営コラム

加盟事例

今まで出会えなかったお客様に出会えた ~ブランドを増やすことで、住宅会社の可能性は広がる~

今まで出会えなかったお客様に出会えた ~ブランドを増やすことで、住宅会社の可能性は広がる~

この記事を書いた人

川田 新平

川田 新平

株式会社ジョンソンホームズ 常務取締役
ヤマチユナイテッドグループ 常務取締役

企業ビジョンの明文化、共有・浸透を図ると同時に、社員の主体性を引き出して活かす組織風土を構築。自社を新たな成長軌道に乗せると共に、「グレートカンパニー」へと導く。

こんにちは。ジョンソンパートナーズの川田です。
加盟店成功事例シリーズ第2回は、秋田県でアーバンアウトドアハウスを展開する秋田店をご紹介します。

住宅会社の経営者とお話しすると、
「最近、本当に新規集客が難しくなった。」という声をよく耳にします。

広告費は上がる一方。
住宅価格も高騰し、お客様の価値観も多様化しています。
そのような中で、住宅会社に求められるのは「集客数」を増やすことではなく、これまで出会えなかったお客様と出会えるブランドを持つことなのかもしれません。
今回は、そのことを実感させてくれた秋田店の事例をご紹介します。

新しいブランドが必要だった

秋田店は長年、ジョンソンパートナーズのFC住宅である輸入住宅ブランド「インターデコハウス」を展開してきました。

インターデコハウスも多くのお客様に支持されるブランドではありますが、
「今までとは違うお客様とも出会いたい。」
そんな思いから、アーバンアウトドアハウスを導入されました。

住宅会社は商品ブランドが一つだけだと、どうしても届けられるお客様が限られてしまいます。
だからこそ、新しいブランドを持つという選択をされたのです。

モデルハウスがなくても、お客様が集まった

加盟後、まだモデルハウスが完成しない中で最初に開催したイベントは
『モデルハウスオーナー募集』でした。

住宅業界では、モデルハウスがない状態でのイベントは集客が難しいと言われています。
実際、多くの住宅会社ではモデルハウスが完成してから本格的な集客を始めます。

しかし、秋田店では違いました。
SNS広告を活用したこのイベントでは、
約15万円の広告費で13組の来場予約を獲得し、集客単価は約1万円という成果につながりました。

まだモデルハウスが完成していない段階で、これだけのお客様が集まったのです。
これは広告の工夫だけではありません。
ブランドそのものへの期待感が、お客様を動かした結果だったのだと思います。

集まったのは、これまでとは違うお客様

数字以上に印象的だったのは、
「今までとは違うお客様が来場するようになった。」
という言葉でした。

スノーピークとのコラボレーション。
アウトドアというライフスタイル。
暮らしを楽しむというコンセプト。

その世界観に共感したお客様が、新しく来場されるようになったのです。

ブランドが変われば、
伝えるメッセージが変わります。
メッセージが変われば、
反応するお客様も変わります。

秋田店の事例は、そのことを改めて教えてくれました。

一つのブランドだけで戦う時代ではない

住宅価格の高騰や価値観の多様化が進む今、
一つの商品だけですべてのお客様に選ばれる時代ではありません。

既存ブランドを否定するのではなく、
これまで届かなかったお客様に、新しいブランドで出会う。
その積み重ねが、住宅会社の未来を広げていくのだと思います。

まとめ

今回の取材で印象的だったのは、
ブランドを増やすことは、売上を増やすことではなく、お客様との出会いを増やすこと
ということでした。

住宅会社はどうしても、
「もっと広告費をかけよう。」
「もっと性能を上げよう。」と考えがちです。

しかし本質は、
誰に選ばれるブランドなのか。
その軸が明確になるほど、集客は楽になります。

アーバンアウトドアハウスは住宅商品ではなく、
住宅会社が新しいお客様と出会うためのブランド戦略。
秋田店の事例は、そのことを改めて教えてくれました。