こだわり住宅から規格住宅への乗り換えで地域ナンバーワンビルダーへ成長

会社データ
抱えていた課題
①業務効率が悪い
②利益率が低い
③地域ナンバーワン工務店になりたい
ジョンソンパートナーズ加盟の経緯
長年地域ゼネコンとして一般建築の他、新築やリフォーム事業に取り組み、新築に関しては高性能かつ設計自由度の高い〝高所得者層”向けのFCに加盟していました。
年間10棟程度で推移しており、顧客満足度は高いものの業務効率が悪いうえに利益率も低く、社員は長時間労働の割りに報われないと感じていたと思います。
また集客も年々減少していたこともあって、「今までのやり方を続けると今までのまま。何か新しいことをやっていかないといけない。きっかけが欲しい。」と考えていました。
そんな中、設計部長が「北海道旅行」のついでにジョンソンパートナーズの視察ツアーに参加して、規格住宅COZYを知ったのが加盟検討のキッカケでした。
2015年にCOZYへ加盟したのですが、当初は設計部長ともう1名の二人体制とこじんまりとしたスタートでした。
私自身が自分に課したのは、本部の方針や指導にあれこれ口を出さずに、まずは言われた通りやってみよう、ということでした。
それが功を奏したのか、すぐに結果が出たこともあって、その後は女性スタッフ数名が「私もCOZYやりたい」と事業に加わり、また2022年に責任者として次男を東京から呼び寄せて今の体制となりました。
加盟当初の目標は「地域ナンバーワン工務店になる」こと。人口15万人の大きくはないエリアですが、まずはトップ3に入るため年間30棟を目指してスタートしました。
加盟からの棟数と営業生産性の推移
規格住宅の導入とスタッフの変化
営業(髙坂 三喜 さん)
重松建設では元々〝多能工スタッフの育成”という目的で、ひとりで営業・設計・コーディネート・施工管理をこなしていましたが、COZY事業を加速させるための”営業専任”スタッフとして2022年に入社しました。
住宅営業の経験は皆無でしたが「契約を取ってくるのが自分の仕事」と考え、周りのサポートもあって1年目から10棟の受注ができました。
本部研修や担当スーパーバイザー(SV)との週1回の打合せを通して、COZYを売るためのセールスステップ、行動指標、トークスクリプトなどを早期に習得できたことが成果につながりました。
COZYは規格住宅なので、結果的に規格通りの家にならなかったとしても「ベースがある」ことは最大の利点です。
「このサイズ、この部屋数で建物価格はいくら」とお客様も明確にイメージできるので、スピード感ある商談が出来ています。
集客に関しても事前にSVと年間計画を立てます。当社は完成見学会とオーナー付きモデルが集客源です。
「〇月にモデルイベントを行う」ために逆算して〇月にはモデルオーナーと契約するという明確な目標もあります。
規格住宅だと、基本的に契約までは営業だけで完結できるのでやりがいを感じていますし、会社の業績が良ければスタッフの待遇も良くなるので励みになります。
また全国に営業のライバルが居ますが、本部行事等で情報交換することでレベルアップにつながっていると感じています。
設計・施工(桧垣 久美子 さん)
COZY加盟前は、営業・設計・コーディネート・施工とすべてひとりでやっていたこともあり、「寝る間も惜しんで」働いていました。
新築以外の仕事もしていたので年間7~8棟がキャパでした。COZY加盟後は基本的に営業職は離れて、施工管理中心で年間20棟程度はこなせています。
以前は、私も含めて職人気質の社員ばかりでしたが、若いスタッフがどんどん増えて今は会社に活気があります。
また以前は少しでも利益を稼ごうと、設計・施工の立場でひとり奮闘していましたが、規格住宅中心へシフトしたことで、そのプレッシャーから解放されました。
規格住宅は完成した時のイメージをあらかじめお客様と共有することが出来るので、「イメージと違う」ことで生じがちな時間と費用の浪費が減りました。
契約時には値引きする、という悪しき習慣もなくなりつつあり、しっかりと利益を取れる体質へと変わりました。
社員ひとりひとりが誠実に対応すれば、COZYのような‟普通の規格住宅”でもお客様に充分満足していただけることを改めて実感しています。
COZYはお客様の満足度も高く、さらにスタッフの満足度も高い家だと思います。
店長(常務取締役 重松 和希 さん)
東京の不動産会社に勤務していましたが、社長から声がかかり新築事業の責任者として2022年に入社しました。
COZYは規格住宅で、販売するための「営業の型」があることは聞いていましたが、ジョンソンパートナーズには「マネジメントの型」もありました。
年間の事業計画を作成し、それを月別に、さらには週別に落とし込み、誰がいつまでに何をするのかを明確にしていきます。
また目標通りに進捗していないのであれば、修正案をSVといっしょに組み立てて実行する、というルーティーンが出来ていきました。
誰からも支持されやすい「規格住宅」と「営業の型」、そして「マネジメントの型」があれば、未経験のスタッフでも早期に戦力化することが可能です。
実際に、社長の長年の夢だった「今治市ナンバーワン工務店」を若手中心で達成することが出来ました。
重松建設のミッションは「お客様の幸せな暮らしに寄り添い続ける」こと。
今後は棟数はもちろんですが「地域でいちばん愛される会社」を目指します。
2025年にはたくさんの住宅オーナー様にお集まりいただき、初めての「COZYオーナー感謝祭」を実施しました。
「地域の発展に貢献する」「楽しく働き、社員みんなで会社を育てる」という社風をより強固に継続していきたいと思います。
規格住宅で経営改善(まとめ)
業務効率改善
- COZYは良くも悪くも「普通の家」だから顧客のすそ野が大きく広がった
- 規格住宅は営業、設計、コーディネート、施工とすべてのセクションでスピードが速い。資金回収も早いので財務の面でも効率がいい
- 本部(札幌店)や他店で実証済みの広告手法の導入で「集客力」が向上。「普通の家」でもSNSの有効活用で、集客単価を抑えながらも集客量は確保できるのでコスパがいい
利益改善
- 規格住宅は、後戻りの打合せ、後戻りの工事を減らすことができるので予定通りの利益が確保できている
- COZYの文化には「値引き」の意識がないので、定価販売が可能
- 事業計画を全スタッフと共有し、また会社の利益をスタッフに還元できるようになったので、より利益確保の大切さが浸透した
地域ナンバーワン工務店
- 2024年度の今治市における低層住宅シェア率は9.2%でナンバーワン(住宅産業研究所調べ)と念願のエリアトップを達成
- 市場が縮小し続ける環境においては「棟数を落とさないこと」が大事。これまでもコロナや建材の高騰などで業界全体が苦戦したが、踏みとどまることが出来たことがトップになれた要因。市場の変化にいち早く気付けることもFC加盟のメリットのひとつ
- 業績維持のためには、エリア内の顧客から1番支持される会社であることが重要。地域貢献活動の充実と併せて事業の拡大・多角化にチャレンジしていく