経営コラム

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〜新人定着のためにできることとは?〜人が辞めない住宅会社運営

〜新人定着のためにできることとは?〜人が辞めない住宅会社運営

ジョンソンホームズの川田です。


人が辞めない住宅会社運営について「〜売る商品と売る人はマッチしているか?〜」に続く第2弾です。



商品や売り方など業績向上への様々な取り組みで会社が良くなっていても、採用活動をして採った人材に辞められるとまた振り出しに戻ります。



辞めさせないためには、入社して頑張っている新卒・新人社員と積極的に関わることが重要だと感じています。



会社全体でほったらかしは赤信号


新入社員は分からないことがあっても誰に聞いていいか分からない、だから聞いてもいない。あるいは教えてもらえないことで行き詰まる。


このようなパターンは多く、ただでさえ不安な中、誰からも関心をもたれず放置されていることは、新人にとって最もつらい状況ではないかと思います。



大切なのは、彼らが「自分は必要とされている」と実感できることです。そのためにどんなことができるか。



有効な手立ては新人の話を毎日聞くこと


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まずは新人が所属するチームのリーダーが、毎日時間をとって「今日はどうだった?この場合はどうしたらいいと思う?」などと話を聞いてあげることです。



関心をもって自分の考えを聞いて受け入れようとしてくれることは、重要感を満たすこととイコール。


1割聞いて9割アドバイスになってしまいがちなのは上司あるあるですが、ここはすべて聞きましょう。



しっかり聞いてくれる相手には、じわじわ心を開き、不満を含めて本音を話すものです。


これが当社で実施している人が辞めないためのひとつの手立てです。



実際にウチのチームを見ていても、リーダーが積極的に話を聞き、新人が自分の言いたいことを言える環境になっていくことで、上手くまわっていくものだなと。



毎日話を聞いてあげること自体が、新人にとっては安心材料ともなり、「これができない」という部分も分かってあげることができれば、辞めていく確率は低くなるのではないか。



そんな簡単なことで?と思われるかもしれませんが、効果はあると私は実感しています!



他にも社員のモチベーションに関するコラムを発信しておりますので、ぜひご参考ください!


この記事を書いた人

川田 新平

川田 新平

株式会社ジョンソンホームズ 常務取締役
ヤマチユナイテッドグループ 常務取締役

企業ビジョンの明文化、共有・浸透を図ると同時に、社員の主体性を引き出して活かす組織風土を構築。自社を新たな成長軌道に乗せると共に、「グレートカンパニー」へと導く。